テーマ:映画鑑賞(1111)
カテゴリ:邦画-1980年代
★★★★
鑑賞No:00280 製作:1981年 監督:出崎統 声の出演:あおい輝彦/藤岡重慶/檀ふみ ライバル・力石徹の死から1年。丹下ジムに戻ってきた矢吹丈はボクサーとしてカムバックするが、力石との死闘が後遺症となって頭部へのパンチができなくなっていた。そんな丈の前に、彼の野生の闘争心を駆り立てるような新たなライバル、カーロス・リベラが現れる。 カーロスとの死闘の末、後遺症から解放された丈はついにバンタム級世界チャンピオン、ホセ・メンドーサと戦うことに・・・。 名作アニメの映画版の続編。 力石徹との死闘とともに、名勝負ともいえる「カーロス・リベラ戦」「ホセ・メンドーサ戦」を中心に描かれている。 力石の死を乗り越え、新たなライバルのカーロスと対戦するも、そのカーロスも丈のパンチによってパンチドランカーとなり、ホセとの試合で廃人にされてしまう。また丈もパンチドランカーになっており、ホセとの試合で・・・、とボクシングというスポーツの厳しさ・過酷さをアニメの世界でも再現している。 ラストシーンは伝説ともなった有名なシーンで何度見てもジーンとくる。 《裏話》 あしたのジョーの主人公・矢吹丈のモデルは一時期お笑いタレントとしてTVなどに出ていた、たこ八郎という話がある。 実際、たこ八郎は元ボクサーで、1962年に日本フライ級チャンピオンとなっている。 左目の視力がほとんどなく、それを悟られないために、相手に打たせるだけ打たし、疲れたところで反撃するという戦法をとっており、それが矢吹丈のノーガード戦法のモデルになったといわれている。 また、引退理由はパンチドランカーになったためであるが、それも矢吹丈に通じている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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