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カテゴリ:韓紙工芸
第4回マウムアッティ展に出展した、作品の紹介です。
今回私が作ったのは、中国や韓国で見かける古典的な鏡台です。 昨年のマウムアッティでも他の先生が作品を展示しているのを見て、作ってみようと考えました。 韓国の展示会でよく見られる古典的な鏡台は、ほぼみんな同じ形! 皆さん、販売されている骨格を使っているようでした。 古典的な鏡台は、その形が素敵なわけだけど、用途が限られてくるのが欠点。 普段は化粧もあまりしない私でさえ、それでも化粧水やら、ヘアーアイロンやら・・・ ドレッサーもコスメボックスも持ってない私は、棚の一部にすべて置いているような状態・・・ 古典的なフォルムにそのような現代のメイクボックスのような機能を備えてる鏡台があったら便利じゃないかな~と思い、自ら設計し、製作してみました。 閉じた状態! 開けてみると・・・ 左側はランプになってます^^ まずは、骨格から・・・ ほんと頭がおかしくなるかと思ったくらい、設計には時間が掛かりました^^ それでは作品の細部を・・・ まずは、特徴その1 化粧水や乳液など、背の高い物を鏡台を開けずに楽に収納できるようにしてみました^^ 特徴その2 大きさの違う引き出しを全部で7つ作りました。 細かい物やら、マニュキュアなどのちょっと大きめの物を収納したりするのに、 大きさの違う引き出しなら整理しやすいだろうと思って・・・・^^ メイン5つの引き出しの下にも、底が浅めの引き出しを・・・ 整理しやすいように区切ってみました^^ 特徴3 ポケットティッシュを収納して、簡単に取り出せるようにしました^^ その横には、ペンシル類を収納できるように・・・ 特徴4 ポケットティッシュの後ろ側にも、背の高い物の収納スペースを作りました。 私の場合、小さめのヘアーアイロンやスプレーなどが収納できるように・・・ 特徴5 左側にはランプを・・・ その下にも小物を収納できるように小さな引き出しをつけてみました。 そして、ランプの中は真ん中で区切るようにして、ランプ部分と電線の収納部分を・・・ 外側からも綺麗に見えるように電線の収納ドアをつけて・・・ 特徴6 鏡は便利な三面鏡にしてみました。 アクリル鏡を使っているので、自分で好きなサイズに切れるので便利~ 特徴7 鏡の角度は2段調節が可能にしました^^ つまみをつけるだけだけど、これがまた便利なんです^^ 別に見えるわけでもないけど、ここにもちゃんと模様を入れてみました^^ 模様は伝統模様に手まりのようにまあるくしたお花模様をちりばめて、レトロっぽく・・・ 手で抱えられるくらいの大きさだけど、収納力抜群なレトロな鏡台に仕上がりました^^ まるでからくり箱のようで、開けるのもわくわくするような鏡台です^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年06月14日 15時05分59秒
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