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テーマ:アニメあれこれ(26386)
カテゴリ:TV・映画・レンタル
わが生涯に一片の悔い無し
4月28日公開予定の映画「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章」に先駆け、昨日ラオウの昇魂式が北斗神拳ゆかりの高野山東京別院で執り行われました。くわしくは、こちらをごらんください。 北斗の拳は週刊少年ジャンプに連載時から愛読していましたが、今回このニュースに強く惹きつけられたのは、昨日は私の父の命日だったからです。 23年前のあの日、朝私が登校する前、父はめずらしく具合が悪そうでした。 でも、その数時間後に帰らぬ人となるなんて思ってもみませんでした。 病院のベッドわきで、お医者様から父の死を宣告されたとき、おどろきのあまり涙がでてきませんでした。だって、私が病院に駆けつけたとき、父の心臓はもう止まっていて、テレビのドラマなどのように言葉を交わすことさえなかったのですから。 韓国ドラマ「冬のソナタ」の中で、ユジンがミニョンに語りかけるシーンがあります。 いつもそばにいた人が、ある日突然いなくなる。それがどういう気持ちだかわかりますか? わかります。本当にそういうことってあるんですよね。 でも、不思議ですね。翌日のお葬式で御住職さまが唱えるお経を聞いていたら、涙がとめどなくあふれてきて、今度はとまらなくなりました。 魂を送るという儀式は、亡くなった人のためだけではなく、見送る側にも必要なのかもしれません。 ラオウは何歳だったのかわかりませんが、悔いがない生き様を貫いたラオウは幸せだったのでしょうか? 私も年を重ね、50歳を前にして亡くなった父の年齢にだんだん近づいてきました。 過去に悔いることがあってもやりなおしはできません。 ドラマ「プロポーズ大作戦」のような妖精が現れない限り。 でも、未来なら、これからどのようにも変えることができます。 ちょっとたちどまり、あれこれ考える時間をもつことも大切ですよね。 P.S. 前作の映画「ラオウ伝 殉愛の章」は今gyaoで無料視聴できます。 妹が大好きなシュウ親子が登場するし、「シティ・ハンター」の原作者である北条司さんがキャラクターデザインし、柴咲コウさんが声を担当したレイナもかっこいいですよ。特集ページはこちらです。
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最終更新日
2007年04月19日 23時44分53秒
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