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カテゴリ:あまちゃん
春子とひろ美に加えて太巻登場でクライマックスと思いきや、ちょっと肩透かし的に春子と太巻の直接対決はなかった。
重大なペナルティー(ぽんこつが社長に逆らったから)で解雇扱いとなったアキを擁護し、自分も女優をやめる宣言を太巻にするひろ美。 今や同じ事務所ではなくても、太巻の人生の半分を占める恩人でありかつての恋人であったひろ美の言葉は重い。 ひろ美の顔をたて、解雇を撤回し、春子とくわしく話さずにひろ美を送るのを口実に逃げるように出て行く太巻。春子とは話したくないようだけど、アキの今後が明るいとは言いがたい感じ。 春子が影武者をしていたことをひろ美が知っていたかどうかは後日わかるのかもしれないが、彼女がアキがいないと困ると言ったのは本心なのでしょうね。アキはひろ美のことを夏のようだと言いましたが、祖母が孫を目に入れても痛くないほどかわいがるように、ひろ美もため口で遠慮がないアキを自分のそばに置いておきたいのでしょうね。 そしてもしアキに対するペナルティーが春子がらみの因縁だということにひろ美がこの日気付いたとしたらなおさらでしょうね。 今日見ていてうれしかったのは、アキとユイの笑顔。 離婚以来親子3人水入らずで過ごしたのは多分初めてで、父親が元同級生と付き合っていたことや、母親が元先輩からプロポーズされ、自分もパパと呼んでくれなんて言われたことに年頃のアキは傷ついていたはず。両親の離婚に際し、パパとママがいいならと言ったけど、両親の口げんかを聞きながらとても嬉しそうなアキの笑顔はやはりどちらの親も愛しているんだとほほえましかったです。 春子が東京へ戻り泣き続ける大吉から1984年のヒットソングをリクエストされたユイ。その前から大吉を見てくすくす笑っている姿がかわいかったですが、久々にマイクを持って歌う構えにはここまで良くなったのだとほっとしました。 弥生さんが歌ってしまって「お前が歌うな」と思ったのは吉田だけではないでしょうね。面白かったけど。 このドラマの登場人物は自分には甘い「あまちゃん」だらけで、優柔不断な男性が多く登場していますが、そんな中で一番の世渡り上手は正宗のような気がします。 正宗だって元同級生と付き合ったり、見合いネットでチャットしたり、春子一筋ではなかったかもしれないけど、「ずっと待っていた」を照れもなく言えるところがすごい。 春子が太巻と決別して帰郷しようとしたときも、正宗が春子のファン第1号で、春子の歌声に癒されていると言ったからこそ、2人は結婚し、アキが生まれた。 春子はそんな正宗だから結婚したんだろうし、今日太巻と会ったあとため息をついていた春子は、昔を思い出してむしゃくしゃする気持ちを正宗にぶつけながら、さらにそれを受け止めてくれる正宗に甘えてなぐさめてほしかったのではないかと思います。 春子も照れがあるからつっけんどんに話していましたが、最近過去の手紙を書いたことで正宗への思いも再確認したはず。 夏と忠兵衛が毎年夫婦喧嘩をしているように、春子と正宗の口喧嘩は仲がいい証拠で、久しぶりに心からの笑顔を浮かべながら話すアキの訛りは可愛かった。 大吉は長年春子をずっと思っていますが、アキの父親になろうとしているようには思えませんでした。まして春子と喧嘩できそうにもない。仲睦まじい親子3人の会話を聞いていたら、やはりもうあきらめるしかないかもね上げて落とすのはちょっと同情しました。でもヒロシには大吉のようになってほしくないなあ。 あれほど違和感があったステージママと化した春子。春子の東京リベンジはどうなる? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年07月30日 21時04分41秒
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