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テーマ:天使ママ・天使パパ(194)
カテゴリ:天使ママ
今週から、ダンナは毎朝、病院に寄って、注射を1本打ってから出勤しています。時差出勤で、定時が遅くなるけど、どーせ、その時間前に帰ってくることはなかったのだから・・・。残業代が出ませんが、朝がゆっくりになってダンナは少し楽のようです。
私は、遅くなったダンナの出勤時間も実は寝ていたことが多かったのですが、「まさか寝てるんじゃないよね?」なんていわれちゃって、少し気力も出てきたのもあって、起きるようにしています。そうすると1日が長い。そして、夜は早く寝るようになりました。これもいいチャンスです。 そんな風に思いながら、一方で、生死が問題になるニュースを見ると「延命はしなくていいよ」なんて話をすることが多い私です。私はダンナに延命はしなくていいし、呼吸器をつけることになったらつけなくてよいと言います。ダンナにどうする?と聞くと、延命はしなくていいと思っているけど、生きてるアナタがどう思うかもあるし…といいます。 私は、○ちゃんが肺炎になった時、「人工呼吸器を使ったほうがいい」と医師に言われた時、「はい」と即答しました。○ちゃんがどう思っているかではなく、私は○ちゃんの命を救える方法があるなら救って欲しかったからです。 ダンナは、自分はわが子に生きて欲しかったから治療を強いたのに、自分は拒否するなんてできないというようなことをいいます。強いたつもりは私も、ダンナもなかったけれど、本人には選択の余地がなくて、私たちが決めてきたことなのです。 潰瘍が見つかって、毎日の注射での治療をすることにしたのは、○ちゃんを見てきたからだとダンナは言っています。 ○ちゃんは、毎日毎日、注射をする治療を受けました。 ダンナは、○ちゃんの治療を見てきたから、毎日の注射をすると決めたと言います。私は注射なんてなんとも思ってないのかな…と思っていたけど、しないで済んだらそのほうがいいというのは、ダンナだって思っていたようです。でも治るのだから、がんばろうと。 ○ちゃん、毎日注射したんだよね。 偉かったんだよね。 …と、私が言うと、ダンナの表情が少し曇りました。泣きたいのだろうな…と思いました。 上手く言葉にできないけれど、ダンナだって○ちゃんを思いながら生きていて、だからこそ、○ちゃんの話をする時、気をつけないとなと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月22日 21時16分26秒
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