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カテゴリ:野球
>新生オリックス・バファローズの新打線のネーミングが「ミックスモダン打線」に決まった。中村勝広監督(56)らが中心となって検討し、近日中に発表する。関西名物のお好み焼きをテーマにしたもので、関西人への親しみやすさをアピール。
「お好み焼きをイメージしたものが、ふんだんに盛り込まれていますよ」。そのものズバリ「ミックスモダン打線」。通算514本塁打の清原と通算307本塁打の中村が“ミックス”され、谷や平野ら生え抜きで“モダン”な機動力も生かせる超強力打線。このボリューム感は決して他球団では味わえない。 清原が入団時に「オレとノリがソースとマヨネーズなので、中村監督がうまく使って調理してくれると思う」と関西流ギャグを使ったことがきっかけとなった。 (スポニチ・2/5付けHPより) そう考えると、合併前の旧ブルーウェーブ打線は“ソース無しの素のやきそば玉”になるのか、と。 ネーミングセンスの善し悪しはともかくとして、これからのオリックスの目指す姿とはどのような形なのでしょうか。近鉄末期の「レッドdeハッスル」に見られるような、やや外し気味のコテコテギャグ路線に走るのか。イチローが抜けたあとのBWのような、アメリカ風味のバッタメジャー球団を目指すのか。 どうにも、消化不良な感じがしてなりません。「大阪・神戸にこだわらず、関西(京阪神)規模でのファン拡大を目指す」というのなら、テレビに映るところばっかり飾り立ててもダメだと思います。 例えば、二軍の扱い。「サーパス神戸」から「神戸」を外したあとに次は何をするのか。交通の不便な北神戸の主催試合だけだと、間違いなく大阪の近鉄時代からのファンは見に来ません。藤井寺球場は使えなくなったけど、舞洲の球場や西京極、奈良・橿原、紀三井寺、皇子山、四日市、姫路や明石など、二軍戦を開催できる条件の整った球場は関西各地に点在しています。一軍戦を見て「あの選手は二軍でよく見た」「間近でサインもらって握手した」というファンが増えると、本格的なファン増加につながるのではないでしょうか。 よその看板選手や即戦力逆指名選手ばかりでは、本当に強いチームはずっと続きません。下からたたき上げてきた選手が中心のチームは、簡単にはBクラスにならない気がします。今の中日の粘り強さも、巨人やオリックス・横浜の低迷の原因もそこにあるんじゃないのかな、と思います。 そして、数年間低迷期を抜け出せないと、ファンも長続きしません。(阪神はすでに宗教とも言えるレベルなので、低迷が続こうが足抜けすることはないでしょうが)。今“自称”オリ近ファンになった人は、清原が引退するとどこに行ってしまうのでしょうか。 まあ、オリ近が強くなっても、嬉しくも何ともありませんが、何だか清原やノリが客寄せパンダとしてしか見られないのは非常に寂しいです。旧青波ファンも、やりきれないことでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/02/05 01:53:04 PM
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