♪たなひろの医食農日記♪

2007/11/25(日)05:46

これがあるから残り364日がおもしろい~霧島・食の文化祭 後編~

食となかま♪(32)

 霧島・食の文化祭後編です。 真ん中のコーナーでは高崎スミさんの「いろり・ちゃぶ台のある風景~昭和20年11月を再現~」当時女学校を卒業して18か19でこの地区に先生として赴任した高崎さん。終戦後、山を降りるときに下宿していた先の奥さんが作ってくれた最後の日のご馳走です。また、高崎さんのおじいさんがつくったという120年前の石臼や生活の道具が展示されていました。昨日のことのように生き生きと当時のことを語る高崎さんが印象的でした。   他にもこんなコーナーが目白押し。 石臼で大豆をきなこにしてみよう        高校生による食育えほんの読み聞かせ   魚食・茶ぶし・きのこ・栄養士のたまごさんのワークショップ   繭から糸をつむごう!食育研究会では蚕を飼育し、このように糸つむぎもするそうです。まゆ玉が黄色いものがあったのですが、この黄色のまゆ玉は蚕が食べるえさによって色が変わるそうです。染色だとばかり思っていたのでびっくり   今回一緒に熊本から参加した奇跡の女子高生mikoちゃん。mikoちゃんが今度12月に行われる文化祭で発表することになっている「女子高生の食生活実態調査」千葉さんの計らいで予行演習することもできました。前日から参加していた地元の高校生ともとても仲良くなり、mikoちゃんの発表も熱心に聴いてくれて、なんとこの調査内容を持ち帰って自分たちが通う高校でもおなじ調査をしてくれることに。ここに奇跡の女子高生コラボレート企画が誕生!日本の将来もまだまだ明るいですね。 この文化祭の合言葉は「これがあるから残り364日がおもしろい」スタッフも、参加したお客さんもみんなきらきらのいい笑顔。そしてその中心にいる千葉しのぶさん。私が千葉さんを大好きな理由はたぶんみんなも一緒。千葉さんを求心力に集まると年代とか立場を超えてみんなフラットになれるのです。千葉さんの「食育」の真髄にふれた「霧島・食の文化祭」心のお土産をたくさんいただいて、明日からまたがんばれそうです。

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