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カテゴリ:祝勝会殺人事件
「俺らも必死にならなくちゃ大変ですよ。なんたって、いまは夏ちゃんと純一君と……あとは俺らしかいないですから」 小林は、周囲にいる内海と渡辺を見渡した。 「先生たちの演技、素敵だったわよ。先生たちこそ、せっかくリンクあるんだからオリンピック出たらいいじゃない!」 朱美が笑った。 「な~んて、観てるほうは簡単に言っちゃうのよね!でも、このままだともったいないわよ」 「まぁ、なんといっても25歳ですから……。体力の曲がり角ですね。ただ、学校に常設リンクを作るためにいい成績を上げるとなれば、誰かがオリンピックに出るのがインパクト強いです」 小林が言った。 「そうだな、保護者から寄付金がこんくらい集まって、あとこの辺の商店主がいくらか出してくれるとして、それと千商の予算、と……ジャラーン!はい、リンク作りましょー、だな」 渡辺は、ジャージのポケットからソロバンを取り出して勝手に弾いていた。 昼間のかき氷食い競争で倒れたため、まだ顔色は真っ青だ。 「やっぱり私学は違うよなぁ~」 「まぁ渡辺先生、ジャンプもかっこいいけどソロバンさばきも素敵っ!」 石川が、上半身をくねらせた。 彼は懇談モードに入った保護者と顧問のわきで、かいがいしくコーヒーを用意したり、テーブルを拭いたりしていた。 「そうよね、渡辺先生はお家がソロバン塾なんですものね。だったら暗算が得意で、めんどくさい点数の計算とか、暗算で一瞬じゃない?」 朱美が言った。 「いまの点数制って細かくてもう……わけかわんないわ」 智子も言った。 <つづく> ☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。 ランキング参加中です。 励みになります、ポッチをお願いします ミステリー小説 ブログランキングへ 人気ブログランキングへ にほんブログ村にほんブログ村へも参加しました・・・よろしくお願いします。 おかげさまで、20位以内です。 みなさまありがとうございます<(_ _)> ☆連載ミステリー『祝勝会殺人事件』は、無料メルマガ『まぐまぐ!』 でも配信中です。 登録はこちらから:『Kazeのミステリ通信』 フォロー宜しくお願いいたします。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日から、また少しずつ暑さが戻ってきました。 夜はまずまず過ごしやすいですが・・・ 丑の日だったけど、うなぎを食べるほどの暑さではなかったです(^_^;) コンビニで買ってきてもいいんですけどね~~~ 丑の日のうなぎって、こっちの方では昔あまりなじみがなかったですね 夏もそんなに暑くなかったし、食べるとしても、おじさんたちが小料理屋さんに行って・・・なんとなくこっそり・・・という感じでしたw 精がつく、となるとねぇ~ お家の人に『何うなぎなんか食べてんの!』って怒られたりするお方もいたようなww こちらの夏が暑くなるにつれ、いろんな人が普通に、夏に鰻重を食べるようになったと思います。 そういう訳で、食べたいときが旨いとき・・・なので、暑くなったら買ってくるかもしれないですw
鰻重、で検索したら出てきました。 今朝は、庭に出たらトマトが何個も赤くなっていました。 ミニトマトではなく、大玉トマトのほうですね。 トマトが赤くなると医者が青くなるということで、夏のうちにトマトをたっぷり食べておきたいですね。 大玉トマトで今年もスイーツです。 皮をむいてカットし、砂糖をかけて冷蔵庫でしばらく冷やします。 あとはかきまぜていただくだけの簡単スイーツです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 30, 2014 04:36:19 AM
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