|
テーマ:旅の写真(3468)
宮城県が誇る風光明媚な日本三景の一つ、松島に行って来ました。
松島は地名に「島」というのがついているだけあって、大小さまざまな島が点在している。波の浸食によって人の形をしたような島だとか、さまざまな形の島が数多くあり(260ぐらいの島があるらしい)、まさに絶景なカンジいっぱいのスポット。 その昔、松尾芭蕉が松島の景観を「松島や ああ松島や 松島や」と詠った句があります。あまりの景色の素晴らしさに心を奪われたとかゆってましたねー、あのおっさん。 今はちゃっかり、松尾芭蕉は松島のお店でのんびりとしてます。 そして陸からだけではなく、遊覧船に乗ってそれらの美しさを眺めることができます。 まー、そんなうんちくはさておき、松島といえば観光地・・・というよりは私にとっては「大学時代に授業をさぼってよく遊びに行っていた場所」であったりします。学校までの電車通学の途中駅に「松島」があり、学校に行く前にぶらり途中下車してのーんびりと海を眺めていたこともしばしば。あるいは、とっとと学校をバックレて松島まで行ってウマいラーメンを食べたりだとか・・・。 ま、そんな身近な憩いの場所だったので、わざわざお金だして遊覧船に乗ったりだとかはしたことがありませんでした。 (小学校の時の遠足で乗ったことはあったけど、でも人生でその1度きり) 今回はせっかくなので遊覧船に乗ってみた。50分ぐらいで周遊するコース。料金は大人お一人様1400円。 遊覧船が出航するとほどなくして数多くのカモメたちが船のまわりを旋回します。 目当ては乗客たちがカモメに与えるかっぱえびせん。 船内でも「カモメのエサ」としてかっぱえびせんが売られております。 カモメたちはそれは見事に乗客たちの手からかっぱえびせんを食べていきます。 ↑ 飛びながらかっぱえびせんに狙いを定めたカモメ ↑一生懸命羽ばたいてかっぱえびせんをひたすら狙い続ける・・・ ↑無事にエサをゲットして去っていくカモメ カモメにえさをあげるのに夢中になって、最初の20分ほどはまーったく島を見ず・・・。 これではいけない・・・ってことで、船も外洋に出てカモメたちも船のスピードについて来れなくなったところで、しばしいろんな島の景観を眺める。 自然の力の偉大さを感じるひととき。もともとは1つだった島が地震によって2つに分断されたものだとか、外洋の荒い波によって浸食されて作られた岩肌だとか、本当に沢山の島が点在しておりました。 これは「福浦島」という大きな島を結ぶ有料橋。 地元では「縁切り橋」と言われていたりする。 私も学生時代にデートでよく訪れ、ことごとくお別れした経験が・・・。 外洋に出たとたん、船はかなーり大揺れ。 揺れを面白がって船内を歩きまわっているうちに船酔いしてしまった・・・。 冷や汗をかきながら、船が外洋を航行している間はひたすらベンチに横たわっておりました。とほほ。 50分ほどの遊覧が終了した後は、伊達政宗の菩提寺である「瑞巌寺」の参道を散歩。 新緑なカンジの杉林の中での森林浴はひじょーに心地よく、船酔いもあっという間に回復。 本堂は国宝に指定されているらしいのですが、拝観料が700円もするため、参詣はせず。 (ケチくさい?!) 松島には、地元のお殿様である伊達政宗ゆかりの名所がいろいろとありますが、そのお殿様の生涯や活躍を紹介する「みちのく 伊達政宗歴史館」っつーのも松島にあります。 私達一行もせっかくなのでその歴史館を訪れましたが、これは次回へ続く・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[Journal du voyage-旅行日記-] カテゴリの最新記事
|