奮闘する「大器晩成」日記

2008/10/11(土)19:34

「風」が止むとき

政治「物申す!」(216)

 昨日の日記の携帯電話の一件。今の道交法では通話していたかどうかが問題ではなく、「保持」していたならば即違反なのだ。この「保持」がわかりにくいが、つまり警官が「手に持っていた」と確認した場合のことになる。  こんなふざけた法律あるか、という感じだ。法律の解釈では、警官の「認定」で検挙できるのだ。  私の場合はもちろん通話もしていなかったが、それ以前に携帯電話そのものに触れていなかった。にもかかわらず「見た!」と警官に決め付けられた場合、どう対処すればよいのか。私のように反論できるケースは稀有だということになる。  さてさて、永田町では解散風がだんだんとそよ風になっているようだ。  今日辺りの観測では、年内解散総選挙、といっても12月はありえないと言う見方で、もっともありえそうなのが11月30日投開票、だが、それとて15%程度の確立ということだった。  すでに11月2日はもとより、11月9日投開票の日程も消えたようだ。  ということは、民主党の補正予算やテロ特などをとっとと賛成して懸案事項がなくなれば解散だ、という戦術ははっきり言って「裏目」になった。  では「徹底抗戦」といっても、国民生活に直結する景気対策の邪魔をした、と言われてしまう。つまり八方塞だ。  麻生首相にとってもう1つ良いのは、解散をやるぞ、やるぞとマスコミが先走ってくれたおかげで、先送りとなれば国民を肩透かしを食らったように拍子抜けし、今後は政治に無関心になると思う。つまりさほど投票率が上がらなくなるのではないだろうか。そうなると、公明党の盲目的組織票が力を発揮する。  いずれにしても、11月30日投票日ならば11月18日が公示日となる。ということは来週末までに解散とならなければその日程も無い。  「風」は止み、年内解散はなさそうだ。

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