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テーマ:政治について(19770)
カテゴリ:政治「物申す!」
3連休中日。
午前中のTV政治番組は、結局総選挙が先送りになる雰囲気が漂うものだった。こういう政局は騒いだ者が負けてしまう。民主党は歴史の浅い政党のためかどうしてもこういう場面では浮き足立ってしまうようだ。 「未曾有の金融危機」と新聞もテレビも国民を煽るが、果たしてそれがどう個々人の生活に影響するのか。そこのところは簡単には報道してくれない。 数字が証明しているように、これまで企業が空前の利益を上げ続けながら、サラリーマンの所得は下がり続けた。その利益はどこに消えたのか。儲けは囲い込みながら、経営破たんは国民の負担で乗り切ろうとする。サラリーマンの所得は下がったのに、経営者と株主配当は何倍にも増えたという報道もある。 法人減税によって労働者の給与が上がると言い続けた自民公明与党は、はっきりと国民をだました。 そこのところは私が所属する民主党も似たようなことを言っている。「国民の生活が第一」と言いながら法人減税は続けるのだそうだ。今の財政では歳入が不足することは明らかで、結局国民に負担を押し付けるしか道は残っていない。 財政構造改革というが、収税構造改革と同時に行われなければ、やはり日本の政治は評価する気にもならない。 現状では自民も民主もさほどの違いが無い。ということは、どっちの党が政権を担当しても不公平が解消される可能性は低いということだ。私たちの生活は厳しいままだ。 ましてや、政権選択という大仰な煽り報道に踊らされては「郵政選挙」の二の舞だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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