王様の耳はロバの耳 結末は・・・
事務所で雑談してると何故か「王様の耳はロバの耳」の結末はどうだった?ということになり気になりだすとずっと気になるのでグッグてみたらイソップ寓話 ★ふれると何でも金になるお話 業突く張りの王様は願い事を言いなさいと言われて「触れるものは何でも金になるようにして下さい」と頼みます。その願いが聞きいれられ、触れるものは何でも金になりましたが、その願いは大変な事であったのです。 王様は娘に触ったとたん娘は金に変わってしまいました。食べ物を食べようとすると食べ物も金に変わってしまい、せめて水でもと思いましたが、喉に入ってから水は金に変わり窒息してしまうと思い、触るものが何でも金になる願いを取り消して欲しいと嘆願するお話です。 このお話はミダス王のお話なのですが、ミダス王は太陽神アポロンが太陽を牽いているしか能がなく、黄金の光を振り撒く浪費家だ。と悪口を言ったのが事の始まりでした。その悪口を聞いたアポロンは「では何でも望む事を言いなさい。そうなるようにしてあげよう」と言うのですね。ミダス王に自分の力はそれだけでは無いという事と、神を侮辱するとどうなるか思い知らせるために「望みをかなえるふり」をしたわけです。 ★王様の耳はロバの耳 王様はロバの耳をしてして、それをひた隠にしますが、いつも髪を刈りに来る床屋は王様はロバの耳である事を知っていて口止めされておりました。しかし床屋は何時までも黙っている事が出来ず、井戸の奥に向かって「王様はロバの耳」と大声を出して叫びますが、その声があらゆる井戸の伝わって井戸と言う井戸から「王様はロバの耳」と聞こえ、皆にロバの耳を知られてしまった王様は「これは皆の意見を良く聞けるようにロバの耳になっている」と打ち明けるお話です。(井戸ではなくささやいた言葉が風に乗ってというお話もあります。) さてこのお話は「さわると黄金になるお話」の続きなのです。アポロンはミダス王の願いを取り消す事には同意しましたが、罰はまのがれないと言いミダス王の耳をロバの耳にしてしまいます。 そして耳の事が皆にわかってしまったことを知り、もともと耳の事を知っているのは床屋ただ1人であると分かっているので、その床屋を殺そうとしますが、アポロンも自分を殺す十分な理由があるのに許してくれたのだからと床屋を許してやります。 そこへアポロンが現れ「良く床屋を許してやったな。お前の罪をといてやろう」と耳を元に戻してもらうのですね。人に対する寛容さを説いたお話となっています。 「ふれると金になる王様」ってお話知っていますか?私は子供頃読んだ覚えがありますなんせうちには「少年少女世界名作全集」 全50巻があったから分厚い本でカバーが世界の名画が載ってたんですあれで名画も覚えたような気がしますいろんな童話を読んでいたんですが「王様の耳はロバの耳」が「ふれると金になる王様」の続きの話だとは知りませんでした。ちょっと((((((((((((((((((゚ω゚;A)驚き童話の結末ってみなさん覚えていますか?イソップ寓話「アリとキリギリス」グリム童話「赤ずきん」アンデルセン童話「親指姫」子供向けにハピーエンドにしているけれど本によっては結末が微妙に違っていたりするですちょっと残酷だったり・・・だから、結末がうろ覚えになっちゃうのかな