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カテゴリ:1年1分野
薄い塩酸と水酸化ナトリウムを使って、中和させ、出来た塩を見る という実験です。 BTBを加え、液の色が緑色になるように塩酸と水酸化ナトリウムの加える量を調整します。
緑色になったら、スライドグラスにその液体を1滴たらして、蒸発乾固させます。
1時間の中で蒸発させて乾いて残る白い物質を見たい、という事でしたので、 ホットプレートを使ってみてはと、
生徒の数だけ必要という事で
割と簡単で安全、大量に蒸発乾固できます。 それで、20倍のルーペで見ましたが、結晶はほとんど見えないようです。 それで、3,4時間以上かけて、自然乾燥させたものが、下の1,2の顕微鏡写真の結晶です。 食塩の結晶はあることはありますが、なんとなく周辺もなにか食塩の結晶とは違う長細い結晶のようなものがみえています。黒く結晶が折り重なっているような感じのところもおおいです。 実はこの塩酸も水酸化ナトリウムも水道水で作ってしまったので、水道水の中に混ざっている物質がいろいろ出てきてしまっているのかなあ、という感じがしました。 そこで、次の3,4は、精製水を使って、ほとんど不純物がない状態で、同じように中和させて、自然乾燥で、結晶を観察してみました。 そうすると、不純物のようなものがほとんどなく、きれいでした。 しかし、授業の1時間の中で、蒸発乾固させよう、という計画自体が間違いだと感じました。 これでは、蒸発するまでの時間が短すぎ結晶など見えないものがほとんどで、せっかく蒸発させた意味がありません。 結晶の観察は次時に、という風に教科書でも扱ってほしいです。 指導書には、ドライアーで乾かして結晶を観察するが、結晶を観察するのは無理だから、あらかじめゆっくり乾燥させたものを教師が用意すると良い、などど、おかしなことが書いてあります。 本当に腹が立つ言い分です。 まあ、でも、顕微鏡を覗くと、食塩の結晶ですが、とてもきれいで、いつまでも見ていたい感じがしました。 ただ今楽天ブログ会員以外の書き込みは受け付けておりません。 是非楽天ブログ会員となられましてから、よろしくコメントをお願いします。 無料楽天ブログ会員登録←こちらから登録をお願いします。お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.06 20:48:25
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