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カテゴリ:FX(言葉の意味)
必要証拠金とは まず証拠金とは、担保のようなものです。 その中でも「必要証拠金」とは、ポジションを取るためにその取引額に比例して最低限必要となる預託金のことです。 FXでは少額の証拠金=資金をもとにレバレッジを利用することにより、実際の資金(証拠金)より大きな金額で運用を行うことが可能です。 この必要証拠金は、それぞれのFXの会社ごとに異なり、それぞれの通貨、会社で決められています。 私が使用している楽天では下記のようになっています。 これは、ドル/円を1000通貨運用するためには、最低でも、楽天FXの口座に4280円以上の純資産が必要になるということです。 ドル円を20000通貨運用したいとすると、 4280円×20000/1000 = 85600円 が楽天FXの口座に純資産が必要だということです。 例2 ユーロ/円をみると、必要証拠金が4891円になっています。 これは、ユーロ/円を1000通貨運用するためには、最低でも楽天FXの口座に4891円以上の純資産が必要になるということです。 そして、この必要証拠金は、ロストカット金額を決めるうえで、非常に重要になりますので覚えておきましょう。 必要証拠金の計算 必要証拠金は下記計算で求められます。 必要証拠金 = 取引数量の最低単位 × 現在のビッドとアスクの中心値 × 証拠金率 × 取引数量 ÷ 1,000(小数点以下切り上げ) 現在のビッドとアスクの中心値:今現在の購入する場合の金額と売る場合の中心の金額 証券会社のページを見れば書いてあるため、自分で計算する必要はありません。の場合 106.7615円が現在のビッドとアスクの中心値となります。 証拠金率は、それぞれの会社によって定められており、楽天では、レバレッジコースによって変わります。 デフォルトの設定だと ・レバレッジ :25倍 ・証拠金率 :4% ・ロストカット率:50% 長期積み立て時にも影響は少ないです。 (時間があれば今後算出するかもしれません) ただし、ここで重要なのは、 ※「レバレッジのコース、現在の通貨の値段によって、必要証拠金も変動する」ということは覚えておきましょう。 純資産については、「純資産とは」をご覧ください。 ロストカットについては、「ロストカットとは」をご覧ください。 レバレッジについては、「レバレッジとは」をご覧ください。 参考:入門講座:FXとは
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最終更新日
2020.08.08 08:00:08
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