震災でも頑張っています!
東北高校の選手達震災でのボランティアの様子です。スポーツ報知より転載しました。宮城・東北高校野球部員が12日、東日本大震災で被災した仙台市民をボランティアなどで勇気づけた。同市の南中山中に避難した150人のために、炊き出しの手伝いなど被災者救済に尽力。一般枠で出場する第83回センバツ高校野球大会への参加は未定だが、心温まる高校球児の行動に感謝の言葉が寄せられた。 震災に苦しむ人々のために東北ナインが動いた。震度6強の地震に被災してから一夜が明けた12日早朝から、部員たちは避難した南中山中学で、率先して炊き出しの手伝い。午前6時から正午まで1時間交代で、お湯を入れて蒸したご飯を150人の被災者に配り続けた。 食事を配る際には高齢者を優先して自分たちは一番最後。避難場所を預かる同中学の三品(みしな)良春校長(57)は、「立派です。力仕事など彼らにしかできないことをやってもらい助かった」と若者の誠意あふれる行動に賛辞を惜しまなかった。だが、主将の上村健人(新3年)は「自分たちもつらいけど、周りの方はもっとつらいはず。できることをやっただけ」とサラリと振り返った。 部員たちは11日の午後7時、学校から車で5分のところにある南中山中学に避難。その直後から武道場に畳を敷き、被災者の休息場を確保するなど昼夜問わず働き続けた。 日本高野連はこの日、センバツ高校野球大会の開催を決定。東北は19度目の出場を決めているが参加の可否は未定。「街がぐちゃぐちゃ。出発するメドもまだついていない」と我妻敏コーチ(28)。追い続けた夢舞台が幻になるかもしれないが、「甲子園への不安はある。でも仕方ないこと」と上村。自分たちのことは二の次にして他人のために行動した。センバツ大会開催はどうなるか未定ですが頑張れ!!仙台は水道・ガスは復旧が未定、電気は徐々に復旧している状況です。