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カテゴリ:小学校受験
両家の祖父母とも生まれも育ちも大阪という、
と~っても血の濃い家庭に育った、私。 普段は、大阪弁を使っているが子供に接するときは、 できるだけ丁寧な言葉を使うようにしている。 が、うちに来ている大半の子供達は同じく、ネイティブ大阪人である。 例えば、絵の描いたカードをしりとりができるように並べるという考査で、 ある子が、カードを持ったまま固まってしまった。 私:「どうしたの?しりとりになるよう、並べて行ってくださいね。」 子:「あのね…、”さかな→なすび”までは並べてんけど、 ”び”で始まるものがないねん…」 残ったカードは「すいか」、確かに「び」ではつなげない。 関西では「なす」というより、「なずび」という事が多いので、 子供も「なすび」という呼び方しか知らなかったようである。 また、小学生のクラスで漢字の読み方を書かせたら、 「目」は「めえ」、「木」は「きい」と、「火」は「ひい」と書いていた。 確かに、関西では「目」や「木」など、1音の言葉を発音するとき、 母音を長く伸ばすように言うのである。 でも、子供に標準語や大阪弁なんて言ってもわからないので、 その違いを説明をするのも大変だった…(>_<) また、子供達のやった問題を私が答え合わせをしていた時のこと。 私:「それ、直してよ~。」 子:「はぁ~いっ!」 あれれ?いつもより元気な声で返事が…。 変に思い振り返ると、テキストを自分のカバンの中に片付けて、 すでに帰る準備をしていたのだ。 「何してるの!まだ終わってないでしょ~!」と言うと、 「え?だって、直してって言ったから、直してん!」 「違うやん!、間違ってるからお直しして、って言ったんだって!」 「な~んや、そうやったんか…(照)」 大阪弁では、「直す」とは「片付ける」という意味もあるのだ。 だからって、あと30分も時間があるのに、 途中で終わるわけがないでしょ~。 標準語のようにオシャレではないが、私は大阪弁が好きである。 もちろん、マクドナルドは誰が何と言おうと、「マクド」。 ちなみに、アメは老若男女問わず、「アメちゃん」、 イモは「おイモさん」って親しみこめて言うんですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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