なんたさんのぐうたらな日々

ジョコビッチｖｓナダル　1‐3（2‐6、6‐3、4‐6、1‐6）

おかえり、ナダル。
そして、おめでとう＾＾

第1セットはこれまでの好調ぶりを表すかのようにナダルが取りました。

しかし第2セットになってジョコビッチがギアを上げてファーストサーブをきっちりと入れて攻撃的に出て来たのに対し、ナダルが受け身になってしまって差し込まれ、このセットを落としました。

第3セット、第2ゲームまでは第2セットからの流れで完全にジョコビッチペースだったと思います。
第1ゲームをジョコビッチがブレークして迎えた第3ゲーム、ここでナダルが堪えた。

第3ゲームを何とかキープして堪えていき、ブレイクバック。
ナダルはここ一番というところで今大会最速の201kmのサービスエースが出ました。

この第3セット、ジョコビッチが取っていたら長い試合になるなと思っていたのですが、終わってみればナダルが取っていました。

ナダルが途中から攻撃的になったのが良かったです。

第4セットはジョコビッチのミスが多かった。
第3セットからだったと思いますが、ジョコビッチのファーストサーブが入らなくなりました。

ジョコビッチはチャンス時にミスショットでアウトにしてしまうのも多かった。

サービスゲームでは盛んに前に出てきていたのですが、裏を返せばロングラリーをしたくないのかな、と思いました。

最後のナダルのサービンフォーザセットは凄かったです。
あのギアの上げっぷり、気の引き締めっぷりは流石。

隙というか油断がありませんでした。
最後まで、最後にするために全力でしたね。

強いのには理由がありますね。

この試合、風が強くて影響はあったでしょう。
風上の方でプレーしていると分が悪い、落としているというのが多かった。

本当にナダルは不思議で、自分のゲームを苦労して取っているせいか、負けているように見えるのですが、最後の最後には勝ってるという＾＾；

ジョコビッチは準決勝のバブリンカ戦の疲れもあったかな。