本当に大切なこと

長女の親友であり、わが子同然に付き合っている○○ちゃん。
カミサンから絶対に言わないでね！と強く念を押されて聞いた言葉に唖然。。。。。

どうやら、刺青を入れたらしい。。。
写真を見せてもらったが今時の若者が入れるようなタトーではなく見事な和彫り・・・・
背中一面に般若が睨んでいるものだった・・・・

刺青＝我慢と言われるくらい、その世界でも大の男も辛いことで性根を入れるとさえ
例えられていることを二十歳そこそこの女の子が背負ってしまった。
ごくごく普通の家庭に生まれ育ち、今もまじめに働き明るい子で見た目には今時の女の子。

今回の件は長女がカミサンに話しただけで僕は知らない？ことになっているので
詳しい経緯まではよく判らないのだが・・・・・
もともと、精神的に不安定なところがあり自虐行為をしてしまう位落ち込む時があったらしい。僕が見る○○ちゃんはいつも明るく長女の親友として冗談を言ったりして姿しか知らない。

その事を知った後はまだ、会っていないのだが僕が今回の件を知っていると判った時に
どう会話が成り立つのか、今は言葉が見つからない。。。。。
ありきたりの言葉じゃ、言い表せないくらいの気持ちである。

若気のいたり？そんなことでは済まされないくらいのこれからの人生を背負ってしまった。
写真でしか見ていないが見事な彫り物である、多分多額の費用と多くの時間を費やして
きたのだろう・・・・・。
その覚悟は並大抵のものではなかったはず・・・・・。

推測でしかないのだが、多分長女はその決断までに何度も話し合い、反対したのだろうと
思う。そんなニュアンスはカミサンから聞いたが・・・・
もちろん、そんなことがあっても長女の親友には違いなく、わが子同然の付き合いも
変わる事もない！ただ、ただ、世間一般から見て大きなハンデを自ら選択する前に何か
出来なかったのかと自分自身が情けない・・・・・。

これからも長女の親友として時にはケンカしたり遊んだり辛い時には互いに涙し合う
そんな中でいてほしい。
今日も我が家の玄関には○○ちゃんと自ら書いたスリッパが並んでいる・・・・。
いつか、ゆっくり話し合いたいと思う。長女の父としてはなく人生の先輩として・・・・。