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テーマ:山登りは楽しい(12033)
カテゴリ:山登り
今年の秋の遠征登山は八ヶ岳の主峰・赤岳。
10月10日の晴れの特異日を選んだのに雨なので、当初予定していたルートの逆回りを行くことにした。 美濃戸山荘までの車道は、酷道とうわさ通りのガタガタ地道。 四駆でも雨で濡れた大きな石でタイヤが2度ほど滑るし、帰りの車数台とのすれ違いに少しドキドキした。 美濃戸山荘は若いお兄さんが一人で切り盛りしていて、今夏シーズンはこの日泊まる私達を含めた5人が最後の宿泊者とのことだった。 美濃戸山荘。 お風呂も有り、サムゲタンの夕食には驚いたが、ご飯が固かったのは残念だった。 登りは北沢。 トリカブト。 イカリソウ。 雨に濡れた木道は滑る。 赤岳鉱泉・行者小屋共に屋根のある休憩所で雨宿りでき、時々降る大雨をやり過ごせたのでラッキーだった。 赤岳鉱泉。 行者小屋。 行者小屋のベンチの先客だったモンベルツアー(多分)の何人かが、稜線の分岐まで行ったけれどあまりの強風で引き返してきたと話していたがまさに強風。 こんな梯子も有ったり。 地蔵尾根最後の急登。階段はステンレスのネットが滑るので岩場を登った。 稜線の分岐の標識も、あまりの強風で風裏に入って撮る。 天望荘に着いた時には風でレインウェアがほとんど乾いていた。 美濃戸山荘でも一緒だった島根県在住のKさんご夫婦と隣同士のお部屋になり、談話室でいろんな共通の話題で盛り上がった。 夕食時、お酒好きのご主人が、奥さんはお酒を飲めないし、好きな赤ワインを一人で1本も空けられないから手伝ってと申し出てくださり、こちらとしては願ってもない提案。 私たちは白ワイン1本を買うだけで済んだ。 その夜は満月も見れたけど、小屋が小刻みに揺れるほどの強風で熟睡できなかった。 灯りは茅野市。 朝焼けの天望荘と富士山と赤岳を部屋の窓から。 やっぱり富士山を見ると嬉しくなる。 翌日も強風の中、硫黄岳方面へ向かうKさんご夫婦と別れて赤岳へ。 いつもはあまり頼らない鎖を頼り、風に対抗しながらの登山はかなり体力を消耗した。 赤岳への途中から天望荘を振り返って。硫黄岳等、北八ヶ岳方面。 赤岳頂上山荘は本当に赤岳山頂のすぐそばに建っている。 快晴の赤岳山頂の360度の展望は素晴らしく、誰もいないので自撮りに苦労しながら写真を撮ったのだが、帰って見てみるとほとんどの写真に富士山が映っている。 山頂から見た阿弥陀岳と左奥に御嶽山。ほぼ真上に乗鞍岳。右に槍穂が続く。 30分ほど誰も来ない山頂で思う存分写真を撮って文三郎尾根方面へ下る。 鎖にガイドされながら、こんなガレ場を下る。 ガレ場の途中から。八ヶ岳の権現岳、編笠山の向こうに南アルプスが大きい。 南アルプス。左から北岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳。 文三郎尾根分岐。ここから行者小屋方面と中岳・阿弥陀岳方面が分かれる。 私たちは中岳方面へ。赤い屋根の行者小屋が見えた。 中岳山頂。 中岳と阿弥陀岳の間の「中岳のコル」から阿弥陀岳。 本当はここへザックを置いて阿弥陀岳山頂まで行くつもりだったのだが、強風の赤岳の登りに疲れ果て、登頂を断念した。 ちょっとマイナー?と思っていた中岳のコルからの道もしっかりしていた。 行者小屋からの下りは南沢。 南沢には希少なホテイランが咲くそうで、5月下旬くらいから八ヶ岳山荘に電話をすれば開花状況を教えてもらえるとのことだった。 美濃戸山荘に飾られていたホテイランの写真。可愛い。♪ ホテイラン自生地にて。 是非見てみたいけれど、あの凸凹道をまた車で行くのはちょっと…。 さりとて歩けば1時間はかかりそうだし、悩ましい所だ。 10日 14312歩 11日 18392歩 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.10.21 15:37:42
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