個人的戯言 集英社【新修】国語漢和辞典への旅

今日は“集英社【新修】国語漢和辞典”を、ちょっと休んで“関東と関西　文化の違い”について書いてみる。


そもそも俺が“関東と関西　文化の違い”について考え始めたのは、俺の父方の身内が“東京・中目黒”と云う【東京】のど真ん中に本籍を持つ、関東系（※但し、親父は京都で育つ）だったのに対し、母方の身内は“大阪・京橋”と云う、激しく下町な場所の出身で、正月の身内まわりなんかで、両親の親類が居る【東京】と【大阪】へ連続して出向く際なんか“関東と関西　文化の違い”を肌で感じたりしたからである。



【東京】と【大阪】は、違うと世間は云う。水と油な関係とも。しかし、世間が云う程の違いは無かったりするのが現実なのである。これは嘘ではない。

まぁ、確かに“文化”“生活習慣”などは全く違う場合も多いが、こと“人間味”に於いての差異は殆ど無いと言ってもよいだろう。



それを“文化”と“人間味”を混同し考えるから【東京】と【大阪】は違う、と世間は思い、やがて、それが“水と油な関係”の礎にもなってしまうのではなかろうか。

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大阪の下町（大阪城付近）と東京の下町（浅草寺付近）は“街並”も“文化”も“人間性”も、凄く似ている。お喋りで世話好きな“お母さん”と酒好きで喧嘩好きな“親父”が多いのも一緒だ。


ついでに【東京】や【大阪】の“ネイティブ地元人”の集まりなのにも関わらず“ぞんざい”な扱いで、しかも挙句の果ては“虐げられ”たりしているところまで似ていたりする。この事は、両方に住んだ事がある人間は、痛感しているのでは無かろうか。


確かに“両下町”には昔からの建物が建ち並び、決して“斬新”で“カッコイイ”雰囲気はない。人間だって、オシャレな格好なんかしていないので粋ではないように感じるのだろう。


でも、それが“人間味”と云うものではなかろうか。

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俺の妻は生まれも育ちも“関東人”だ。俺の子供達も本籍は【大阪】なれど、関西弁なんか喋れない、立派な“関東人”だ。

そんな中で２００３年の５月に“在京関西人の憂鬱”なるホームページを立ち上げたのだが、実のところ、全然“憂鬱”ではなかったりする。


“関東と関西　文化の違い”は面白い。


これからも“文化の違い”を楽しんで生きていこうと思う。