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カテゴリ:【俺】に関わる単語
俺は中高一貫教育の進学校に通っていた。しかも毎年“東大”“京大”“阪大”なんかのエリート大学に進学するようなヤツを排出するような学校だったので、御学友(苦笑)は“一部”を除いて、勉強一筋のヤツや、金持ちのボンボンであったりした。
そんな中、別に浮いていたからと云う訳ではないのだが、俺は中学一年からあまり学校には登校しなかったりしたのだが、それでも友達(当然、上記の“一部”に属するヤツ)と呼べるヤツも居たりした。その友達同士では名前で呼び合ったりせず“あだ名”で呼び合うようになるのは自然の流れだろう。 入学当時、俺の“あだ名”は「ふっくん」であった。これは小学4年の時からの“あだ名”で、名付け親は親友の「まっとん」だ。この「まっとん」は、この進学校には来なかったので、離ればなれになったのだが、彼の付けてくれた“あだ名”は結構気に入っていたので、中学に入ってからも引き続き使用することにしたのだ。 しかし、俺が中学2年の後半くらいから人気が出てきたアイドル“シブガキ隊”の中に、事もあろうか俺と同じ“あだ名”の「ふっくん」なるフザケタ野郎の出没により、急遽俺の“あだ名”を、その可愛らしいアイドルとは違う“あだ名”にしなければならないと云う雰囲気が立ち込めてきてしまい、止む無く変更される事になったのだ。 そして、その“あだ名”とは・・・ すばり【ツッパリ】だったのである。 ※当時の画像 俺は進学校に在籍していた。そんな学校に通うヤツの中で “自分の顔よりデカいパーマをかけた頭髪”をして、 尚且つ、学校に通うよりも“スタジオ通いとバイト”の日数が多く、 しかも“無断欠席でパチンコ屋”に入り浸り バイクや車に旗を担いで乗り回しているヤツ なんて、殆ど居なかったから“お坊ちゃま”の中では、こんなナリでも十分に【ツッパリ】だったのであろう。 結局、この“あだ名”はその後一年間は続いた。 そして、当時から不純異性交遊が得意技だった俺は、現在まで続く“あだ名”の“たら”(女ったらしの意)に“あだ名”が進化していくのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/09/21 02:19:20 PM
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