動画ファイルを整理しようとおもって、avidemux で複数のファイルを結合したときに、音声が一部無くなる(壊れる)ことがある。
調べると、もとのファイルで、映像の書式が同じなのに、音声の書式が違うことが原因らしい。
エンコード時の書式を間違えてしまったときなどにありえる。
たとえば、ffmpegを使って、結合元のファイルを調べてみる。
(例)ffmpeg -i ファイル1.mp4
すると、Audioコーデックが、AAC(LC)とAAC(HE-AAC)と違っているのがわかる。
専門的なことはまったくわからないけど、たぶん、これが原因。
これをどちらかに、合わせれば、解決しそうな気がしたので、
2つのコーデックを調べると、HE-AACの方が新しい、上位のフォーマットらしいので、
LCに合わせるのが良さそうです。
ffmpegでHE-AACをLCに変換できないかな、とも思ったけど、avidemuxでの結合時に指定できれば、一番簡単そう。
そこで、avidemuxで、結合時の音声の指定を、デフォルトの「copy」(コピー)ではなくて、
「AAC(faac)」を指定してみると、うまくいく。
できあがったファイルも、AAC(LC)になっている。
ちょっと面倒だけど、いくつかに分割して作成した動画を一つにまとめたいときには、知っておくと便利。
このやり方でも、うまくいかない場合、こちらも試してみてください。少しだけ、手間がかかるけど、だいたいうまくいくようです。
「動画ファイルを、avidemux で結合したら、途中から映像が壊れるとき」