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カテゴリ:Linux
phpMyAdminでハマった。
wordpressのバージョンアップをしたら、phpMyAdminが接続できなくなった件。 結論としては、設定ファイル: /etc/pypMyAdmin/config.inc.php の修正ミスです。 ■1 経緯 ・wordpress で、バージョンアップが推奨されるメッセージがでていたので、それに従い、バージョンアップを実施 ・その際、データベースの更新される旨もあったのですが、そのまま実施 ■2 phpMyAdminのエラー ・それまで通りのURLでアクセスすると、500エラー ■3 設定ファイルの再設定 /etc/pypMyAdmin/config.inc.php ・設定がすべて初期化されてしまっていたことに気づいて、再度設定 ・このとき、/etc/pypMyAdmin/config.inc.php.rpmsave ファイルが出来ていることに気づいていなかったため、ゼロから記述 ・host,user,password を設定 ・しかし、500エラー解消せず ■4 試行錯誤 ・500エラーなので、apacheの設定だと判断して、httpdのconfファイルのパラメータを試行錯誤 ・しかし、500エラー解消せず ・諦めて、phpMyAdminを再インストール ・しかし、500エラー解消せず ・冷静になって、設定ファイルconfig.inc.phpを、すべて初期状態にする すると、ログイン画面が表示された つまり、apache側の設定だと思っていたのに、phpMyAdmin側の問題だったということが判明。 http500エラーだから、そう思い込んでしまったのが敗因でした。 ■5 設定ファイルの再度見直し ・設定をもう一度、もとに戻す ・やはり、500エラー ・でも、原因はこのファイルのはず ・設定を初期状態にして、設定をひとつずつ変更しながら、確認 ・そしたら、passwordの設定をしたときに、500エラー発生 ここか! で、よく見ると、行末のセミコロン;がありませんでした ohz ・設定を修正 ・ログイン画面表示! ログインすると、無事接続。 しかし、既存のデータベースが見えてない状態。 なにか、おかしい・・・・・ ログイン画面で、ID、パスワードを入力したときのエラーメッセージが問題のようです。 「ID@xxx.xxx.xxx.xxx」 xxxはphpMyAdminを実行しているサーバのIPアドレスです。 今回のMySQLは、Azure Database for MySQL に接続します。 したがって、IDがローカルサーバのxxxと認識されていることが問題とおもわれます。 Azure Database for MySQLへ接続するためのphpMyAdmin設定 って、Google先生もよいアドバイスをくれないのですよねぇ。 ここでしばらく、また試行錯誤しました。 もともと、バージョンアップ前の設定とは違うのですが、次の形式で、設定ファイルのIDを設定することで解決しました。 ID@host まあ、正しいのですが、じゃあ、元々どうして接続できていたのだろう、という疑問が残りました。 とりあえず、インシデントの回復優先ということで、対応はここまでです。 ふう、これで1日つぶしました・・・・。 ■ご参考 Azure Database for MySQL に接続するためのphpMyAdmin の設定 前提: (1) /etc/pypMyAdmin/config.inc.php(ここに設定ファイルがあるとして) (2) OS CentOS 7.9.2009 (3) PHP 7.2.38 (4) phpMyAdmin 必要なのは、つぎの3つ。 (1)host Azure Database for MySQLのデータベース名 私の場合は、"xxxxxx.mysql.database.azure.com"です。 (2)user ユーザ名@host名 host名は、(1)のhostです。 (3)password 任意のパスワード (1)は必須です。(2)(3)は、設定ファイルに記述しなくても大丈夫です。 上記以外のパラメータは、通常、デフォルトで良いと思われます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.10.18 20:24:37
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