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Tarte aux Figues いちじくタルト日記

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2007年07月13日
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カテゴリ:婚約中
TDSの翌日、シボレーさんが私の家に来てくれました。


私の家からの最寄駅で待ち合わせ車で家に向かいました。
このとき初めて2人で車に乗りました! ちょっと嬉しい。私の運転ですが・・・。

シボレーさんは、両親に会ったとき、正々堂々自己紹介。
素敵~!! 
よし、この調子!!

お昼時に我が家到着したので、先に昼食を食べました。
昼食が終わり、シボレーさんの持ってきてくれたお菓子をみんなで囲んでワイワイ。
(ちなみに一度食べたいと思っていた素敵なお菓子を買ってきてくれて大感激!)

父、母、シボレーさん、私で和室のテーブルに座っていたのですが、
おしゃべりな母が黙ってしまうと、シーンとなってしまう場面が多くなってきました。

なかなか「ケ」の話を切り出せないシボレーさんを見て、
ちょっと休憩入れたほうがよいかなーと思い、
1時間ほどしたところで(長かった・・・)、提案して2階の私の部屋へ。

私の部屋で自分の部屋のようにくつろく彼(←おい)。
そして、「挨拶してもいいのかな・・・? 指輪もないのに」と言うのです。
指輪なんていらないって言ったのに~(笑)。

でも、「やっぱり緊張していていたのね。ここは助け舟が必要だわ」と思い、
「両親は、シボレーさんが来るのをとても楽しみに待っていたんですよ!
 きっと喜びます~!」と背中を押しました。
「じゃあ、次、言うね!」と勇気をチャージされた様子。

しばらくしてから1階に下り、両親と4人でお茶を飲みました。
しかし、なかなか言い出しません。シボレーさんの緊張が伝わってきます。
シボレーさん、だんだん笑顔が少なくなってきて、ものも全然食べない。
私は促すこともできず、ずっと「頑張れ!」と心の中で言いつつ見守っていました。


30分くらい会話をした後でしょうか、
なんとなーくそういう雰囲気の話題になってきました。
「今よ!今!」と思った瞬間、シボレーさんは姿勢を正して、
とうとう言ってくれたのです。

「今日はいちじくさんとの結婚のお許しをいただきたく参りました」と。

嬉しかった・・・・。
そのあとも、シボレーさんはものすごく丁寧に、両親に話してくれました。

父は涙ぐんでいました(←元々涙もろいのですが)。
彼の話の後、両親は「どうぞよろしくお願いします」と言ってくれ、
和やかな雰囲気で話ができました。

はぁー、緊張した~・・・・。


その後もシボレーさんは私も聞いたことのない、お父様の会社の話や、
仕事の話などもしてくれました。嬉しかったです。
きっと、安心させようとしてくれたのですね。
私が明後日行くシボレーさんの家では歓迎ムードだということも説明してくれました。


無事に挨拶も終わり、また私の部屋でくつろいでもらうことに。
極度の緊張状態だったシボレーさん。汗だくだくだったそうです(笑)。
ホッとしたところで、彼はこんなことを言ってくれました。

「いちじくさん、式はしたい?」と。

出会ったばかりの頃、「もう式はいい」なんてことを言っていた彼、
きっと懲りているんだろうなーとも思っていたのですが、正直に話しました。

「人を呼ばなくても全然いいから式はしたいなー・・・・・
 家族だけとか、2人だけでもいいから、式は挙げたいな。
 それで思い出に残すために写真を撮りたいなぁ」

シボレーさんは、ニコニコ聞いてくれ、「そうしよう」と言ってくれました。



その後、家を出てからふたりで食事をしに行きました。
いつもとは違う雰囲気? とってもリラックスした雰囲気でした。
お互いにずっと見詰め合ってニヤニヤしちゃいました。

食事の途中で、彼に、「いちじくさんは、僕の嫌なところある?」と聞かれました。

「うん、いっぱいある。電話は最低週3回か、または毎日ほしいし、
 メールもできれば毎日ほしい。
 それと、最近言ってくれないから、もっと私のこと好きだって言ってほしいなー!
 あといつ結婚式を挙げるかハッキリ決めてほしいし、
 私も会社の都合があるから、いつシボレーさんの国に行っていいか決めてほしいー!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・とは言わず、
「ううん、何もないです!」と答えました(←頑張った)。
「シボレーさんは?」と聞くと、
「うん、僕もない。いちじくさんはパーフェクト! ・・・あ、ひとつだけある」

そこで沈黙があり・・・・・かなりの間が空き、どきどき。
何を言われるんだろう。いやだなあー。

「いちじくさんには、もっと思ったことを言ってほしい。
 僕は鈍感だから何も考えてなしで発言しちゃうから、
 知らない間に相手を傷つけてしまうことがある。
 だからいちじくさんは言いたいことは我慢しないで、
 ハッキリと何でも言ってほしいな」

この言葉、今までの歴代彼氏には一度も言われたことのない言葉です。

「そうですね、話合わないと分からないこともあるものね。そうしますね」
と答えました。

今のところ私は、「ハピ婚」で言うさっぱり系奥様を目指しており、
またはサレンダード・ワイフでありたいので、
彼のすることに文句をいうつもりはありません。
まあ、実際はどうなるかは分かりませんが。でも努力はしたいのです。
ハイ、これは以前の結婚ではまったくしていない決意であります。
しかし、ありがたいなーと思いました。
ホント、TR頑張ってよかったです。




家に帰ると、両親が待ち構えていて、シボレーさんのことをべた褒めしていました。
父は「いい青年だね!」と言ってくれました。ホッ。
笑ってしまったのは、あの厳しい母が、彼の正々堂々とした挨拶ぶり
(時間がかかったことはしょうがないと言ってくれた)をホメホメし、

「ふたりがとても幸せそうで、仲がよさそうでよかった。
 シボレーさんが、いちじくのことをすごく優しい顔で見てた。
 シボレーさんがいちじくに『幸せになろうね』って言ったとき、
 私までボーっとしちゃった」

その後、なんだか母が父にやたらかいがいしくなったのがキモチワルイんですが。
元々超違反G体質の母が、RGの私に感化されたのかもしれません?

幸せな、幸せな、1日でした。
シボレーさん本当にお疲れさまでした、そしてありがとう☆






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Last updated  2007年07月15日 01時16分42秒
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