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最近、お父上を亡くした友人から、相談を受けました。 父の遺言でね、遺産の一部を、生前に関係していた団体に 寄付することになったの。 のし袋に入れるの? okamiさんの書いた冠婚葬祭のマナー本を読んだんだけど、 水引は、紅白の蝶結びになってるのよ。 遺産を寄付するのに、紅白でいいの? それからね、表書きはなんて書くの? okamiさんの本では「金一封」「御寄贈」「御寄付」に なってるけど、遺産の寄付に「金一封」は なんか、変じゃない? す、すみません。 紅白蝶結びののし袋に入れて、 表書きを「金一封」「御寄贈」「御寄付」とする。 これは、確かに、寄付をするときの基本です。 しかし、友人が違和感を持つのももっともなことです。 友人には、 奉書紙で包み、表書きは「呈上」または「上」としては、と アドバイスしました。 「呈上」「上」というのは、贈ることを謙譲していう言葉で、 現金の場合にも、品物の場合にも使える便利表現です。 一般的な寄付は、紅白蝶結びののし袋を用いますが、 お寺や神社に寄付を行う場合は、奉書紙に包むのが正式なので、 寄付金を奉書紙に包んでも、問題はありません。 ちなみに、お寺や神社への寄付の場合は、 表書きを「奉納」「御寄進」などとします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.26 17:59:11
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