カテゴリ:本@AC関連
![]() お父さんなんかいなくても、全然大丈夫。 離婚の真実、と副題がついています。 離婚により父を失った(母子家庭となった)子どものインタビュー集。 インタビュー集なので、小学校高学年から、二十歳越くらいの男女で、 親が離婚して母子家庭となった人に、それぞれの離婚による影響を語ってもらったもので、 色々なケースがある。 「全然大丈夫」ってのは、日本語としておかしい。 「全然」で始めれば、「ない」と否定形で終わるのが正しい。 だから、「全然大丈夫でない」となるのが正しい。 というように、日本語の誤りを正したくなるくらい、 あまり影響が無かった子どもも、いる。 両親が離婚しても父親との交流があり、父親側の親戚と付き合いがあり、 経済的にもあまり変わったことが無く・・・・・・という感じだ。 あっけらかんと、「関係ないですよ」と笑う子どもも居るのだ。 一方で、これはやはり、間違っていない、反語なのだ、と思うケースもある。 「全然大丈夫(ではない)」という感じ。 父親はDVだの浮気だの借金だのって問題の源で居ないほうがマシなのに ずるずるとなかなか関係が切れないままに大変な思いをして、 関係が切れても経済的に困窮したり、母親が大変だったりして、 子どもの心が酷く傷つくことが繰り返される。 母親の再婚によって、さらに大変な思いをする子どもも居る。 今更だけど・・・・・・ケースにより、なのね。 ウチには、母子家庭の子も遊びに来るし、祖父母父子家庭の子も遊びに来る。 けど、なんか、触れちゃいけない話題のような気がして、あえて避けてきたのよね。 聞いて欲しいのかな?ってサインを出してくることもあったんだけど、 どういうふうに聞いて良いのかわかんなくて、逃げてたの。 子どもの方から話を振ってきても、うまく違う話題に変えてきたしね。 なんかそういう、腫れ物に触る、みたいなのも変だよなって思ってはいたの。 ケース集みたいなものだから、私に答えが出たわけじゃないけど、 「人それぞれ」ってことが分かっただけでも、良かったと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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