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カテゴリ:つぶやき
ある駅の改札付近、 終電も去り、駅構内に乗客がいない事を確認し、 有人改札脇の駅事務所入口に駅職員が集まった時、 そこに声をかけようとした老婆がいた。 しかし強い視線を感じた老婆は振り返り、 台車を押し、構内に入ろうとしている自分の所に来た。 老婆は開口一番 『交番はどこ?』 私は指を差し、階段を降りて少し右だよ そう言って一旦はその場を外した。 しかし婆さん、階段を下りずウロチョロと。 やばいな~、また来なきゃいいけど・・・ そう思いつつ、急いで何往復かして、荷を改札内に。 しかし、しかし、全ての荷の搬入を終えて 戻ろうとした時、その婆さんが待ち受けていた。 改札内、ローカルエリアを抜けて、新幹線改札に、 お願いだよ、中に入れておくれよ。 だめ、だめ、入ってきちゃ、それに鍵がかかってるよ。 婆さんは、新幹線改札内の待合室に入りたかったらしいのだが。 自分は搬入に来ているだけ、何の言動も出来ない、 なので無視して作業を続けたのだけど、 チョッと薄着な婆さんの服装、 『死んじゃうよ、死んじゃうよ!』と嘆く婆さん、 ホームレスだったんでしょうね。 だから駅の方達も避けたんでしょうね。 この駅、受け持ち始めて3年前後、 初面識の婆さん、(前からいたんでしょうが) 何処の駅にでもホームレスなんているけど、 昨夜の場合、なにか気の毒で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.04.22 17:32:01
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