ちょこっと立ち読み屋さん

2006/05/05(金)21:42

千円札は拾うな(安田住生著)の感想

ビジネスに生きる本(218)

「採用の超プロが教える」シリーズを書いてきた安田住生さんが書いた本。 けっこうインパクトのあるタイトルなので、どんな内容なのか楽しみだったのです。 この本に書いてある、仕事に対する考え方が勉強になりました。特に勉強になったのは、「変化をすることの大切さ」です。今までやっていたことが上手くいっていると、そのやり方を変えるには勇気がいるものです。そのためには、目標の持ち方が大切だというのですが、そのことについて次のように書かれています。 ビジネスは、頑張って努力して百メートルを9.5秒で走るより、全く別の方法で百メートルを5秒で移動したものが勝つ世界なのだ。(中略)全く別の新しい方法を生み出すために最初にしなければならないのは、「無謀なほど高い目標」を掲げることだ。ちょっとした目標をいくら掲げても、大きな変化は生まれない。(P40より) 無謀なほど高い目標。うーん、目標は達成することで、次への意欲が生まれることがあるので、達成できそうな、でもそんなに簡単ではない目標を掲げることが多かった。前に読んだことがある本の中に、「目標は2種類あるといい」といったことが書いてあった。大きな目標と、達成できそうな身近な目標。とりあえずは、2種類の目標の考え方で行きたいと思います。そして仮説・実践・検証をする中で、少しずつ成長していければと思っています。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る