2008/03/05(水)23:08
亡国から再生へ(高杉良著)2⇒経済小説の意義
亡国から再生へ
高杉良さんの小説を読むことで、例えば銀行や金融に関するニュースをとても身近に感じることができたり、また今まで新聞やニュースでは理解しにくかったことを理解できることができたりしました。
小説の内容が事実に基づくものであり、登場人物も実際の人物だったりすることにより、小説に引き込まれていくのではないかと思います。
経済小説の生命線はリアリティに尽きる。リアリティがあってこそ、エンターテインメント性も高くなる。(P175より)
そのリアリティを実現するのに、高杉さんはものすごい取材をされるそうです。膨大な準備があるからこそ、緻密でかつ迫力のある小説が生まれるのだと思いました。