利尻山荘花りしりの中の人の話

　市町村合併がそろそろ大詰めにかかっています。
北海道のほうも212あった市町村が180に減ります。
ただ、この旧特例法は、昨年三月末までに申請し、
今月三十一日までに発足する合併自治体に適用される。
そして、国から手厚い財政支援を受かられるため
合併がさらに促進されたのだが、そのなかで
残念なことに合併に至らなかった町も多数ある。
そう、おいらの住む利尻富士町も結局、合併
できなかった自治体の1つである。
本来なら隣の利尻町と合併するはずなのでしたが
役場の位置という周りの人から見たら
｢そんなのどっちだっていいだろ!｣と言われそうな
理由で合併が破綻になってしまった。
ちなみに利尻町側の主張は利尻町に役場を置いたほうが
財政支援の額が多くなるというシビアな理由だが
利尻富士町の主張は利尻の玄関口は空港もフェリーターミナル
(利尻町沓形にもフェリーターミナルはあるが
　稚内からの直通の便はない。)利尻富士町が
(ちなみに数年前に役場を改築したのも
理由として考えられそう。)ふさわしいという
なんとも言えない理由なのです。
この2つのうちどちらが利尻島の将来のことを
見つめているのでしょうか？おいらは前者の
意見で役場を利尻町にしていくべきではなかったのかと
改めて考えさせられています。地方切り捨てが
ますます強まっていく今日この頃ですがこの先、
どんどん地方の財政はきつくなるうえに人口が
減少するという事態を踏まえた上で
合併は不可避だったのではないでしょうか？
お互い譲歩できることは譲歩して合併に
踏み切る事ができなかったんでしょうかねぇ～!

利尻の宿はまだある!


今日の話しのネタ(北海道合併市町村の名産品特集)