利尻山荘花りしりの中の人の話

　ここ数日、おいらの趣味ネタばかり続いたので
今日はちょっとマジメな話をします！

今日も利尻は快晴でむしろ暖かいくらいです！

　昨日と同じく鴛泊港にて撮影
昨日とうって変わって利尻富士は顔を出しています！
これからの時期、利尻も本格的な観光シーズンになりました。
がっ！しかし!!そう手放しでは喜べないのです！
それは、昨日の地方新聞(日刊宗谷)を読んでいたら
こんな記事が！

『宗谷観光大幅に減少』
そうです、おいらが薄々感じていた事が
現実になってしまったのです！
記事によると平成17年度の宗谷地方全体の
観光入込み数は246万2500人と前年度に比べ
27万1800人、9.9％の減少なのです！
利尻全体は44万9600人で礼文は22万9300人と
去年に比べ2万人から3万7千人の減少です！
これだけ大幅な減少につながったのは知床の世界遺産登録と
旭山動物園の人気など道内の各地域に観光の話題が
集中した事が原因と伝えられているが
(ちなみに利尻の観光客はここ数年減少傾向です!)
おいらが思うにはそれだけが原因じゃない気がします！
まずは根本的な宣伝不足があります。
ここ数年、メディアでは北海道の観光地に限って言えば
やっぱり知床と旭山動物園が切れ間無く特集されていましたし
富良野、美瑛、函館、ニセコなどの定番観光地も
その間で紹介されていましたが
宗谷は年に数回程度というとっても寂しいものでした。
(ちなみに去年、利尻はローカル番組で紹介されていましたが
たいしてかわいくないリポーターが出てきて利尻の魅力なんて
全然、伝えられないまま放送されていた！)
また、利礼観光に限ったことを言えば夏場を過ぎると
観光は終わりといった今までの状態から年間楽しめる
観光地として再生させるべきではないでしょうか！
(実際に9月に鮭釣りフェスティバル(仮)として
　新しいイベントもします！)
そういう、抜本的な改革をしなければ利尻だけではなく
宗谷地方全体が観光地としての魅力が失われ
確実にこの地域は廃れていくのでしょう!
そうさせないためにも誰かが奇抜なアイディアや
誰もが考えなえなさそうな事をしていかないと
いけませんね！