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今日も明日もきっとため息~ 帰ってきたタウシャン@トルコ

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2004.12.07
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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:日本に想う
これはワタクシの日本のお友達からのメールですが、
ワタクシが独占するのはもったいない、えらい徳のあるお話だと思ったので、
本人の了解を得てアップさせてもらうことにしました。

「兎家頁(タウシャンHP)のファンが減るかもしれない・・・」
とお友達は心配していましたが、ホントにもしかしたら減っちゃうかもしれませんが、
でも載せちゃう!!

(注:汚い話は耐えられないわっ!って方は、この場でサヨウナラいたしましょう・・・)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

彼女はトルコ料理研究家。そして深窓のご令嬢(だった)。
トルコ生まれのネコを飼っておられるが、この子がトルコ猫にしては非常にナーバスで(でもすっごく凶暴!!)
最近ではちょっと飼い主がいなくなるだけで、部屋中にお粗相をするようになったらしい。

彼女が家にいるときは問題ないらしいが、外出しちゃうと、もう大変。
帰ってくると部屋の至るところにお粗相されちゃってて、夜な夜な
お掃除&お洗濯に励んでおられる。

そう、目下の悩みは愛猫の「ウ☆コ」である。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

さて、そんな彼女とワタクシの共通の友人が先週からミャンマー(旧・ビルマ)に旅に出まして、

「お土産に『ビルマの竪琴』の坊さんの肩に乗っかってたみたいな
『インコ(オウム?)』が欲しかった・・・ それを伝えるのを忘れちゃったよ~!!」 ←ワタクシ

・・・ってのが発端で・・・


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


ワタクシはルビーを所望している。 (以下お友達)

砂の中にルビーが埋まっているらしい。
「ビルマの竪琴」でそう書いてあった。

ちなみに亡きお父様はビルマ戦線に行っておった。
野生の象に宿営地が襲われたり、野ネズミに足齧られたり
したらしい。

「生きて帰れたのが不思議だ」と生前ゆーておった。

象に食料全部荒されて、巨大なウ☆コしていかれたらしい。

ワタクシは父の業を背負っておるのかもしれん・・・・・

父の業は更に深い。

さすが熱帯ビルマ、雨季にはバナナの葉でふいた屋根には
巨大なムカデが発生するそうだ。

そのムカデをぶち殺して皮はいで、野菜と一緒に炒めて
上官に出したらしい。

父曰く、「鶏のような淡白な味」

戦後、復興を遂げた日本は神戸で毎年戦友会が開かれたらしいが、
そのたびに、元上官から、

「お前は敗戦にならなかったら、銃殺されてた!」
(上官にムカデ食わした事が終戦後ばれたらしい)

と言われ続けたそうだ。

今日、家でドネル(練習)を作ってみた。

1人なのに…鶏2キロ分、もう鶏見たくない....

やはりこれも父の業なのか、と確信するワタクシであった。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

・・・いやぁ・・・ 

「戦争を知らない子供たち」に語り継ぎたいような
徳のあるお話だと思いませんか???

その昔(今も?)ワタクシは探検大好きで、東京24区(都会)から○○県(田舎)に引っ越した反動からか
侵入禁止の防空壕に独居を構え、「サバイバル・ブック」とか読み漁る少女でしたの。
その本には「ミミズの刺身用おろし方」「サソリの唐揚げ」とかも載ってたりして、
さすがにトルコで活用することはありませんが、でも有事の時には覚悟かな~、みたいな気がしないでも、ない。
(黒海沿岸のミミズは素晴らしくデブッチョです。ドジョウみたい。)

しかし家で1人で2キロの鶏を使ってドネルを作ってしまうところなんぞ、
さすがムカデ食べたお方の娘・・・って感じです。

ちなみにワタクシの敬愛する叔母は諸々の事情で生涯独身・定年まで歴代市長秘書を務めておりました。
ワタクシも叔母の業を背負って生涯独身・定年まで秘書務めとなるのでしょうか…?

*ワタクシの周りのトルコ・フリークはこの手の型破りな方が多いですが、
 皆様の周りでは如何でしょうか?





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最終更新日  2004.12.07 08:59:16
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