久々にちょっとコラムっぽく(笑) 。どこがって?…日付けが関係ない所…(苦笑)
当たり前かも知れないが、１人の人間の中にはいろんな奴がいるものだ。
不幸にも自らの意識しないうちに複数の人格が生じてしまうという深刻な病もあるが、
そういうことではなく…
自分自身がしぶしぶながらでも認める(苦笑)、いくつかの自分という意味で。

あまり更新されないとは言え(苦笑)ここのコラム(←まだ言い張る(笑))でも、時々そのうちの何人かが出てきた。
読まれる側にはどれぐらい違って見えるのか解らないが、読み返してみると自分でも
「へぇ～」(←いろいろあるが、総じて「意外」の意)
と思うことがなくもない(笑)
これは奇妙な感覚で、恥ずかしいことの方が多いが、嬉しいこともある。
自分が「意外」な自分を見るのはほんのわずかだが嬉しいことの方が多い。

時々何かの診断テストで心理テストの設問として出ることがあるが、
人と接する時、「他人から見える自分を意識しているか」、という質問に自分は必ず YES と答える。

こう見えて欲しい、と思っていつも何かをしているという意味ではないが、
時にそういう部分もないとは言わない。
例えば自分に余裕がない時。参っている時。
逆に弛緩しきってるとか、異様にハイになっている時(笑)
総じて感情に大きく起伏がある時は、「他人を意識して」それをストレートには出さない自分がいる。
(…充分出てるという声もあるが、それはこの際置いて欲しい(笑))

正直言えばそれが「いい」ことなのか、
いつからそんなことをするようになったのかは自分でも良く解らないが、気がつくとそうしている。
単に感情が剥き出しなのが恥ずかしいのもあるだろうが、それだけではない。
それが「自分らしく」ないと思うからで、どうやらポーカーフェイスでいたいらしい(藁)

実際にその通りに見えているかどうかは別として、
日頃の自分の言動や外見には 自分の思う「自分らしさ」を通そうとしている時がある。
そのために「詐る」ということまではしないのだが、
どこかで「他人から見えている自分」と あまり乖離しない自分の姿を意識していることは、多分確かだと思っている。
そうして描いた姿から「自分にあるべき」ものを取り込もうとして、
それが自分の思う「意外」な自分を創っていることも少なくないと思うのだ。

「自分らしさ」とはなんなのか。こう、と言える人は素晴しいと思う。
自分も通そうとしているにも関わらず、
自分の「自分らしさ」がなんなのか、 明解に説明はできないし、解っていない(苦笑)
なぜならそれは不思議なもので、一つの決まった形ではない。
ここでも見える時折覗く何人もの自分は、誰かが統率するでもない、
それぞれが自分の中で 「自分らしさ」の様々な側面を主張する１人だ。

もちろん全く「いい奴」ばかりではない(苦笑)
ばかばかしかったり、情けなかったり、ふてぶてしかったり、傲岸だったり。
我ながらどうしようもない奴や呆れ返る奴もいる。
そんな奴等が寄せ集まって、自分という１人の人間ができている。

願わくば「いい奴」の寄せ集めでありたいが、それよりも、もっと「意外」な奴が、自分の中にいて欲しい。
変な奴ばかりかも知れないが、退屈はしないかもしれない(笑)
最もそのためにやらなければいけないことは、随分沢山ありそうだけれど(苦笑)

シンプルな形や、統一された色にはすっきりした美しさや安心感があって、
どちらかと言えば自分もその方が好きだ。
だが、渾沌とした形や色には、深みや奥行きが出ることもあるし、
宝箱を開けるような楽しさが見つかることもある。

そんな自分をふと見つけることができるのも、日記を書くことの楽しさ、なのかも知れない。

…なら続けろ、という御指摘は日々、声なき声として、自らの裡からも聴こえております、はい…(苦笑)