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たぢおの真相

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Apr 25, 2009
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 4月に入り復活祭にかけてのOsterferienという一週間の春休みに加えて、残りの日々も全く本番を弾かなくてよくなってしまったので、これ幸いにと、旅行に出掛けました。まぁ相当ストレスも溜まってたし。

 今回の目的地は北海道のローカルテレビ番組の「水曜どうでしょう」ばりにサイコロで決めてみました・・・。

 サイコロ

 このように・・・。

 ちなみに1はプラハ・ドレスデン・ライプツィヒ
 2はウィーン
 3はマンチェスターから湖水地方へ
 4はHerfordでまったり(これだけは避けたかった!!)
 5はストックホルムから北欧各地へ
 6はローマ、というもの。

 そして賽は投げられ、1に決まったのでした。。。

 早速格安サイトでホテルを、そしてEuropcarというところでレンタカーを、さらにドレスデンとプラハの演奏会を予約して、いざ出発です。

 しかしいきなり予想外のハプニング!

 レンタカー会社に着くと、予約しておいたオートマ車が手配できなかったので、マニュアルを用意した、との事。それができないから随分前からオートマを予約していたのに!なんとか交渉の結果、同じ値段でそれよりランクの高い車を借りる事ができて一安心。一時間ほど待って出てきた車に荷物を詰めこみ出発しようとしたら、カーナビがない!!前の車種には付いている、という事だったのに!!しょうがない。結局原始的に同乗者にヨーロッパの大まかな地図を持ってもらい、街へはそこの表示を見て進んでいく、というなんとも心もとない旅となりました。

 さて初日の第一目的地はバッハがこの世に生をうけた街、アイゼナハ。そういえばアイゼナハって地図で見ると、本当にドイツのまん真ん中に位置してるんですよね!まさにおへそというか、心臓部というか。

 まずなんとかえっちらおっちら辿り着いたのは、ヴァルトブルク城。世界遺産にも登録されているようです。

 ヴァルトブルク城

 城の入り口。

 その昔、ルターはここで新約聖書をドイツ語に訳したそうです。ここでは他にも、ミンネゼンガーと呼ばれる歌人が自らの詩歌を競い合っていたそうな。残念ながら時間とフトコロの関係で、建物の内部には入れなかったものの、敷地内を散策しました。

 城内部

 雰囲気のある敷地内

景色

 城から見下ろす景色もなかなかのものでした!

 Wanderweg

 ところでここでなかなか面白い看板を発見。どうやらここアイゼナハからポーランド、チェコ、スロヴァキアを経由してウクライナとの国境付近からハンガリーのブダペストに抜ける一本の自然歩道があるということらしい。その総距離2678キロ!!東京は高尾山から大阪へ抜ける東海自然歩道もまっつぁおですな!森歩き好きのドイツ人が喜びそうだ。。。

 さて城から下って次に向かうは、やはりバッハ博物館。

 バッハ博物館外観

 真ん中の黄色い建物が昔からあったもので、その右に建つガラス張りの建物は、数年前に完成した新館だそうです。ここでは、博物館所蔵の各鍵盤古楽器の試奏と解説が行われていたり、バッハに関する展示がズラリ。

 肉付けバッハ

 これは近年発表された、バッハの頭蓋骨から想像される彼の顔、だそうです。なんだかどこにでもいそうなカオだなぁ・・・

 この後もう少し街を散策し、次に一路ワイマールへ。ここでは学生仲間の陽子と奏くんと久しぶりに再会。旧交を温めました。

 音大弦楽器棟

 これは音大の弦楽器棟だそうな。立派すぎる!!

 クラーナハの家

 何気なく撮ったこの家はあの画家のクラーナハの家だそうな。

 国民劇場

 ゲーテとシラーの像の後ろに建つ建物は、国民劇場。ここでは毎夜のようにオペラが上演されている他、その昔ワイマール憲法が採択されたところでもあるそうです。

 公園
 
 こんな公園のあるところに住めたらなぁ!

 音大管楽器棟

 これまた大層な作りの音大管楽器棟。

 ここには他にもゲーテやシラー、リストの家があったり、メンデルスゾーン、バッハ、ワーグナーが泊まったホテルが未だに残っていたり、と、まさにドイツの文化の中心であった事を随所に感じさせてくれる街で、こちらの期待をはるかに上回る喜びを得ました。次はもう少しゆっくり観たいなぁ。

 つづく





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Last updated  Apr 26, 2009 08:40:21 AM
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