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札幌市内は秋真っ盛り!
周辺の山々では既に冠雪しているところも… そんななか、久しぶりの1週間休み 札響本隊と奥方は道東に向かい、土曜日までお留守番 この家にひとりなんていつ以来だろう! たまたま今日はよく勉強できて、ご飯もしっかり作って充実した一日を過ごすことができましたが、明日以降はどうなりますか… しかしさっきの夕陽に照らされた雪虫の吹雪はちょっと恐怖をおぼえるほどだったな… タイヤもそろそろ替えないと… さぁ、ずっと更新できなかった「備忘録」を記していこう! 5月20日、札幌フィルハーモニー(札フィル)の皆さま、そして指揮者の高井明さんとシェエラザード他をご一緒させて頂きました 札フィルの皆さまとはちょうど1年前の5月にチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をご一緒させて頂きましたし、高井さんには札響の元副首席オーボエ奏者として、そして現在はパーソナルマネージャーとして長きにわたってお世話になっている方で、思い入れを持って準備を進めました 多くの困難もありましたが、最終的にはメンバー全員の素晴らしい集中力でとても良いコンサートになったように思います 皆様に心から感謝です! 続いての個人的な山は6月の名曲コンサート ウィーン・フィルのフォルクハルト・シュトイデさんが、再び弾き振りで来て下さいました! 札響には2回目の登場です 前回はプログラムの前半にソリストとしてブルッフのヴァイオリン協奏曲を演奏して下さいましたが、今回はブラームス のヴァイオリン協奏曲でした そしてそこには当然指揮者がいない訳で、コンサートマスターとしてとても緊張しました またあろうことか、こういう本番の直前に、ステージでシュトイデさんと通訳無しでの10分間のプレトークを頼まれて大パニック…! あたしゃ通訳なんかやったことねーだよー!って感じでしたが、予めこちらで質問事項を決めておいて、それをインタビューすることにしました フリートークになってしまうとドイツ語はもちろんのこと、時間の管理も難しくなってしまいます… 舞台に出る直前、シュトイデさんに「何でも聞いてくれ」と力強いお言葉を頂き、いざステージへ… 今回のやり取りで覚えている事を書き出すと… ・札響の印象は? 札響に対する印象はとてもポジティブである とても勤勉で、一度言ったことをちゃんと覚えていてくれる ・シュトイデさんにとってのブラームスのヴァイオリン協奏曲はどのようなものか 実はブラームスのヴァイオリン協奏曲をオーケストラと弾くのはこの来日公演が初めてだった(!) なおかつ指揮者無し、ということに少し不安があったが、同僚のコンサートマスターであるライナー・ホーネックさんに相談すると「日本のオケはあの曲を目をつぶっても弾けるから大丈夫だよ」と背中を押してくれた 果たして、札響やその前に弾いてきた広響でも何の問題も無かった ・初めてのニューイヤーコンサート、およびウィンナワルツについて ウィーン・フィルのコンマスになって初めてのニューイヤーコンサートは1998年でズビン・メータだった ウィンナワルツの表現はいわゆる「訛り」である 自分自身はドイツ出身の「外国人」なのでそれに慣れるまでとても苦労した ニューイヤーを振りに来る指揮者もまた、殆どが外国人だな… そんな中札響も苦労しながらもよく頑張っていると思う ・シュトイデさんにとって指揮無しアンサンブルの魅力とは 一人一人が自発的に音楽ができること! というようなやりとりを、まず質問内容をお客様に日本語で伝え、その直後にドイツ語で質問し、その答えにメモを取りながら相槌を打ち、簡潔に訳してお客様に伝えるという作業 いやぁ、いま書いていても冷や汗モノですが、何とかやり切ったようです 終演後、ドイツ語に堪能な奥方からも合格を頂けました💮 よかった、よかった… と息つく間もなく、開演と同時にブラームスのヴァイオリン協奏曲 幸いその半年前に和波先生のブラームスを伴奏させていただいた経験や、インタビューという「任務」を遂行できた開放感もあってか、楽しく演奏することができました 後半のウィンナワルツもあっという間に過ぎていき、気づいたら舞台上でハグしてもらってました! また私たちに素晴らしい世界をもたらしに来ていただきたいものです! とここで眠くなってきたので続きはまた… おやすみなさい😴 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 26, 2023 03:37:21 AM
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