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小言幸兵衛の「徒然日記」

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2006.10.05
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 10月3日夜のNHKの番組で、この10月から診療報酬が改正になり

長期療養中の高齢者の患者に極めて深刻な問題が発生した事を知った。

脳梗塞の後遺症で入院中の患者が退院を迫られているという。診療報酬

についてネットで調べてみたがとても難解で理解ができない。

今回の問題は、長期入院中の患者を3種類に分類し、介護治療の必要度を

分類し、入院治療が絶対に必要な患者を1,1よりもやや軽いが入院が必要な

ものが2、自宅で介護が可能のものを3とした。そして3の診療報酬を

大幅に切り下げた。ために3に相当する長期療養患者を病院が入院させると、

赤字が発生し、病院の存続が難しくなるという。例えば脳梗塞の後遺症で

半身が麻痺し、自立しての生活ができない患者も3に分類され、現実に

病院から出されたという。嚥下能力が低下した老人が鼻から栄養分を病院で

注入していた患者さえも3に区分され病院を追い出されたという。自宅介護で

この様なチューブによる栄養補給ができるわけがない。自宅介護の場合は家族が

極めて大きな重圧に耐えなければならない。介護専門の家族がいればまだいいが

そうでない場合は家族が仕事を止め、介護に専念しなければならない。経済的に

破滅する危険性がある。といって介護施設で受けいれるところは簡単にはない。

確かに高齢者の医療費が年々増加し、大きな赤字の基になっている。この儘では

保険制度が崩壊する。だからといって病気の高齢者を放り出してよいのだろうか。

老夫婦にこんな問題が起きたら心中せざるを得ない。資産のある老人は、有料老人

ホームへの入居や、その他の施設への入院も可能であるが、老人も資産が2極化して

いる。只一律に診療報酬の切り下げを通達し、個々のケースの違いを検討もせず

病院から退院させるのはいかにも能もない厚生省の役人の仕事である。どうしても

この改正を強行するならば、安楽死の法律を改正すべきである。

自宅療養の場合は原則的に健康保険は適用されない。ほんの僅かな介護保険が

使えるだけである。自宅の場合、医師が診療に来る事が難しい。兎も角、年寄りは

一刻も早く死んでくれというのが今の厚生省の本音かもしれない。






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Last updated  2006.10.05 16:42:24



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