マンガでわかるプロジェクトマネジメント
「マンガでわかるプロジェクトマネジメント」(広兼修・著、さぬきやん・作画、トレンド・プロ・制作、オーム社)を読む。PM試験の対策として、試験対策本以外に何か読んでおこうと思い本書をそのひとつにした。ふだんこういうハウツーのマンガは一切読まないのだが。感想は…なかなかこれだけで「わかる」ところまで行けるかと云われれば否定的な答えをせざるを得ない。マンガと地の解説文で構成されているのだが、マンガ部分が必ずしも判りやすいとは言い難いものがある。PMBOK準拠といっているのに準拠していない箇所があったり。例えば以下のようなところだ。スコープ定義→WBS作成→アクティビティ定義→アクティビティ順序設定→必要資源と期間の見積り→スケジュール作成→コスト見積り→その他計画策定基本この手順自体は間違っていないが、スコープマネジメントとスケジュールマネジメント、コストマネジメントが混在しているのである。まぁ些細なことと言えばそれまでだが、PMBOK的にはどうかな、と。おそらくこのような「マンガでわかる~」という本は、繰返し読まないと知識の定着性に問題があると思うし、まして私のような試験対策の一環として読むならば、書き込みとかノートとりとかをやりながら読まないとダメだと思う。今回はそういうことをしないで読んだが、試験までにもう1回読んでみたい。今度はマンガの特性を活かして短期集中で。とりあえず今年3冊目。マンガでわかるプロジェクトマネジメント/広兼修