テーマ:安倍内閣について(34)
カテゴリ:政治を語ろう
安倍氏は教育基本法の「改正」を最優先といっているみたいです。
しかし、教育基本法を変えても現在の教育現場の問題は解決しません。 まず、やってほしいのは、昨年の臨時国会で成立した「障害者自立支援法」の見直しです。 (郵政民営化のどさくさのなかで成立させた自民党は卑怯だし、ほとんど取り上げなかったマスコミの責任も大きい。) 今年になって、「障害」者に関わる施設を何度か訪問しましたが、 そのすべての施設で、「障害者自立支援法」の問題の大きさを聞かされました。というより、本気で困っておられました。 先日、養護学校の先生たちと話したときも、この法律のおかしさが話題になりました。 しかし、一番困っているのは、「障害」をもつ方やその家族の方でしょう。 教育基本法の「改正」案や個人情報保護法でも同じなのですが、「表の目的」と「裏のもくろみ」があるようです。 「障害者自立支援法」は、その名の通り、「障害者」の「自立」を「支援」するのが目的とされています。 「障害」を持つ人たちが、社会に出て活動したり、自立して働いたりしやすくすることをすすめることはとても大切なことです。 しかし、その目的を達成するために努力するのは、地方であり、企業であり、障害者自身であって、国はむしろ予算を減らすことができるのが「障害者自立支援法」なのです。 安倍さん!!「美しい日本」と言うなら、まずこの「障害者自立支援法」をなんとかしてほしいものです。 つつきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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