花発多風雨　人生足別離

いくらなんでもひどい人事　教育再生担当に山谷えり子の続きです。

というか、怒りが続いてます。


さて、山谷えり子について書きます。

以前サンケイにいたとか、日本会議にいたとか、統一教会との関係とかは、「山谷えり子」で検索すると、いくらでもでてくるので、ここではとりあつかいません。


ここで書きたいのは、山谷が「教育の再生」を語ることができるのかということです。

山谷のＨＰ（リンクしません）の中の「政策理念」にある教育に関するすべてを下に乗せます。


【教育】それは子供たちの未来です。
● 行き過ぎた「ゆとり教育」と「性教育」にストップをかけます。
● 男女の区別は差別というジェンダーフリー教育をやめ、道徳教育、生命尊重教育、宗教情操教育の充実を図ります。
● 国を愛し、日本人が大切にしてきた品位、節度、調和、正直、親切、勤勉を重んじる精神が含まれるよう、教育基本法を改正します。


これだけです。

さすが、すべての教育問題を（そればかりか社会問題まで）教育基本法のせいにしている安倍が選んだ人物だけのことはあります。


教育の本当の問題が、何も見えていません。

まがりなりにも「教育の再生させる」と大見得をきるなら、せめて、その根底にある保護者の生活の厳しさや、社会の変容くらいは見据えるべきです。



勉強したくてもできない子どもが、日本にはいるのです。

親の経済状況によって、子どもの進路が決まってしまう世の中になっているのに、奨学金などは減らされる一方なんですよ。



「教育基本法改正」という言葉でお茶を濁している人に「子どもたちの未来」なんて軽々しくいわないでもらいたい！！というのが現場にいる人間としての「私の意見」です。