テーマ:安倍内閣について(34)
カテゴリ:政治を語ろう
教育再生担当山谷えり子が教育についての理解がいかに低レベルで偏見と先入観に満ちたものかを書きます。
今日は、昨年の山谷えり子の講演会の中で「採択」された決議を見てみます。 それは 「子供に悲劇をもたらし、家族の絆を否定するジェンダーフリーを一掃しよう!」 「中高生の妊娠中絶やエイズの急増をもたらす「過激な性教育」を追放しよう!」 「男女が互いにかけがえのないパートナーとして、その特性を生かす社会が実現できるよう「基本法」を改正しよう!」 山谷は、ジェンダーフリーの問題として、「修学旅行で男女同室に泊まる小学校」や「男女一緒の更衣室」などを上げている。 そういう学校が本当にあるのかは知らないが、おそらくジェンダーフリーと関係のない話としか思えない。 ジェンダーフリーバッシングをするものは、このような事例が、どこで、どのような状況で起きたのか、絶対に公表しない。 私が自分の眼で見る限り、私のまわりでジェンダーフリーの必要性を主張する人たちは、「セクハラ」や「DV」にも敏感な人でもある。つまり、そういう人たちが、男女一緒の更衣室を批判することはあっても、推進するとは考えられない。 山谷は「ジェンダー」と「セックス」の区別がつかない「無知」か、わざと混同している「嘘つき」のいずれかである。 また、性教育についても「中高生の妊娠中絶やエイズの急増をもたらす」としているが、これについては、どうしてそうなるのか、理解に苦しむ。 こういう人に教育の破壊はできても、再生は無理だろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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