ＴＥＡ＆ＧＡＲＤＥＮ　ちょっとひとりごと

今更ながらだけれど、
半月ぐらい前に最終回を迎えた
橋田壽賀子のリメイクドラマ、
『となりの芝生』の感想をちょっと・・・。


ホントは、
もう少し前に書きたかったのだけれど、
なにしろ血ぃ吐いたり、歯が欠けたり、
いろいろあったので・・・。
(書きそびれてた。　　^ ^;)










で。


これ嫁と姑、
もめにもめまくるホームドラマなんだけど、
全12回 ? だったかな。




なんかずーっと、
イライラ怒りながら見ちゃったよ。(苦笑)

正直、見るのがつらかった・・・。　　　- -;





　　　　　腹が立ちすぎて。(笑)




もーねー。

もーねー、もーねーっ。






　　　　きっついばばあ(姑・泉ピン子)にもむかつくんだけど、
　　　　　　それよりなにより、
　　　　　　ダンナ(大倉孝二)に一番むかつくというか、





　だって、





　　　　　　　全然、奥さんのこと、
　　　　　　　　　　　庇わないんだもんっっ ! ! !





自分の母親にばかりいい顔して、
家の中のもめ事をうまくかたずけるのは妻の役目だのなんだの、
そうやって逃げてばかり。


ばばあのせいで生活費が足りなくなってるというのに、
(食費とかならいざ知らず、お茶やお花の教室を開くからと言っては、
　　それにかかる費用を嫁が出さねばならず×××)
それはお前のやりくりが下手だからだと言って責める。







　　　　　さ・・・最低～～～っっっ。　　　- -゛






でもって、精神的にも、
金銭的にも追い詰められた妻(瀬戸朝香)は、
外の世界に逃げ道を求め、
働きに出ることになるんだけど・・・





　　　妻の仕事が良くないんだよね。


　　　一流どころの紳士(会社社長とか)が集う、
　　　　会員制のサロンの支配人・・・みたいな仕事で。






決していかがわしくはないんだけれど、
男の人ばかりが集まるところで、
キレイに着飾ってにこにこする仕事だからさ、
ダンナとしちゃあ、面白くない。


しかも、帰りは午前様。
自分より遅い帰宅でさ。






でもってなんだか、
職場のオーナー(大杉漣)と怪しい雰囲気(に見える)で・・・。










いろいろ誤解やすれ違いも重なって、
最後には、ダンナが愚行に走るんだな。


そう、とんでもない愚行・・・。





なんと、




　　　　妻の友人(三浦理恵子)との不倫 ! ! !











それが発覚して、
妻の知子は家を出て・・・




　　　　さーて、この崩壊した家族はどーなる?



・・・って言うのが、
最終回のストーリーだったんだけど。











あれだけ果てしなく、
ドロドロしていたにもかかわらず、
なんだかあっさり、円満に終わってしまったわ。(苦笑)










リメイクドラマなので、
過去の作品のあらすじを知っていたし(調べた・・・笑)、
ハッピーエンドに終わることはわかっていたのだけれど、
そこに至るまでの過程が、
なんともあっけないのよ、もう。





ダンナがね～、
自分の友達と浮気してたのよ～。

しかもこともあろうか、
浮気現場で火事に巻き込まれて、
ふたりそのまま病院に運ばれてんのよ～。



も～これ以上の辱めはないというか、
最高にひどい裏切りじゃない ! ?







おまけにばばあは、


　　　　亭主の浮気は女房の責任 ! ! といって責めるしさ。











オマエ、オマエ、

自分がダンナに浮気されても、
同じセリフ、言えんのか ! ? (怒)

・・・だよ。　　　- -゛









コレ、泉ピン子が言うからさ、
憎さ百倍だよね。(笑)












こんなに傷つけられたのに、
一時は離婚してもいいとすら思ったのに、
浮気相手の友人と対峙したらさー、
ころっと改心(?)しちゃうんだよー、知子 ! !












なんで ! ? ! - -;


・・・って感じ、拍子抜け。











要(ダンナ)さんを追い詰めたのは私・・・って。





　　　　



はあ ?

ていうか、
そりゃ多少は、追い詰めた部分もあるかもだけれど、
どんな理由があっても、
不倫は許されないし、
しかも相手が悪いじゃん ?

妻の友人って、

　　　　オマエ、酒井のりピーのダンナかよ ! ! (笑)


って話でさー。





なにがあろうとも、
やっていいことと悪いことがあるってさ。

それに最初に追い詰めたのは、
ムコウじゃん ?

ダンナとばばあじゃん ! ?






そのこと、あいつらちっともわかってないよ ! ? !








一言も謝ってくれてないのに、
なんで自分が悪かったって、
そんなにしおらしく思うのさー。


さーさーさー。





しかも、不倫相手の友人、
ずけずけと言いたい放題でさ。




あんなつまらない男に惚れるわけないじゃない。

そんなの知子ぐらいよ。


　　　　・・・って。　　- -;








おまけに、

　　　　荒療治だったかもしれないけど、
　　　　大切なもの(家庭)を失わないよう、
アナタの目を覚まさせるためにやったことなのよ。



って、
不倫を正当化するような発言までされてさー。








アタシなら、殴り倒してますが ? - -゛
(三浦理恵子、嫌いだし。
・・・しゃべり方がいやらしい。)











この友人、オーナーのことが好きでさ。
秘書なんだけどね。


だから二人の親密さにやきもちやいたのね。

腹いせよ、腹いせ。

腹いせにダンナを寝取った、と。







アタシにはそうとしか映らなかったけど ?
橋田先生 ? 　^ ^;








ちなみに、橋田ドラマにはあり得ない
ペットシーンがあったんだよねー。

ダンナと友人の。






ちょっとぴっくり。
まさかのサプライズ ! ? (笑)



なんか台本にはなかったとかなんとか、
そういう話も聞くけど、

三浦理恵子だもの。
ベットシーンやらなきゃ、
ギャラ払う意味ないでしょ ?
(なのか ? ? ?　　　^ ^;)









ハナシがへんな方に言っちゃったけど・・・笑。





そんなこんなで、
もう一度やり直す覚悟を決めたヒロイン・知子。

ダンナとあっさり仲直りして、
ベットでいちゃいちゃしていたシーンには、
かなり思いっきり閉口×××






そのオトコ、友達と不倫したんだぞー。

良く平気だなー。　　　　



アキレタ。　　　　　- -;








こんな展開、現実にはあり得んよー、
橋田先生 ? (苦笑)






このドラマ、古いんだよね。

33年前だったかな ?
そのリメイクだから、
モノの考えた方が、今とは全然違うもの。




女房が外で働くのは亭主の恥。
(稼ぎが少ないという意味・・・)



だなんて、
いまどき誰も思っちゃいないわよ。




オレも働くけど、キミも働いてくれ、
そしたら助かるよー♪

って、喜んでシッポ振っちゃうわよ。
世の中のダンナ連中。(笑)








アタシみたいな専業主婦の方が、
肩身が狭いのよ。




なんで働かないの ! ?
って、よく言われるもーん。





働かないなんて変わってるって、
そーゆーニュアンスでね。









だから時代錯誤というか、
もうこのドラマ、
現代劇と思わずに、
33年前の昭和の世界だと、
『時代劇』だと思った方がいいわ。　　^ ^;




・・・でも携帯でてきちゃうから、
アレだけど。(笑)













最後にねー、ばばあ(泉ピン子)も悟っていたけれど、



　　　息子は結婚したら嫁のモノ。

　　　息子夫婦には息子夫婦の暮らしがある。

　　　孫も息子夫婦のものであって、
　　　　　　　　決して自分のものではない。



　　　息子夫婦の生活には口を出さずに、
　　　　　　頼まれた時には手を貸す程度で。


　　　自分は外で自分の世界を作る。




　　　　　　　　・・・こんな感じ ?








嫁と同居する姑の心得、みたいな ? (笑)






ね、コレ正解。


ばばあ、気がつくの遅すぎ。(苦笑)

ていうか、

あの強烈なばあさんが、
気がつくかな ?
(たとえ、息子夫婦の仲が
おかしくなったとしても・・・)






・・・って言う気もするけどね ?　　- -;












つかず離れず、適当に距離を保って、
見て見ぬふりで・・・。



姑はそうでなくっちゃ・・・と、
将来、嫁を二人も持つ立場のアタシとしては、
思わされたドラマであった・・・かな。　　　








・・・って、うちの息子たち、
ちゃんと結婚するのかな～? ? ?　　　　
(そっちのが心配。　　^ ^; )