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カテゴリ:映画
コレ見に行ったのって、
先週の水曜日だっけか。 レディースデーで、 『ホテルローヤル』と二本見たんだった。 ダンナ出張中だったから。 ^ ^; でも今週の月曜日にも、 別の映画、 『ばるぼら』を見に行ったから、 なんだか、 『スパイの妻』のこと、 遠い昔に見た 映画のよーな気が・・・苦笑。 1940年、 太平洋戦争前夜の神戸。 福原聡子(蒼井優)は、 満州へ赴いていた夫・優作(高橋一生)の帰りを 待ちわびていた。 ところが帰国後、 幼なじみの憲兵・津森泰治(東出昌大)から呼び出され、 夫が満州から連れ帰った女の死を告げられる。 嫉妬心に駆られた聡子は 夫の行動を疑うなかで、 彼が持ち帰った重大な秘密を目にしてしまう。 かの地で一体何があったのか。 真実を知ってしまった聡子は驚きの行動に出る。 1月だったか、 そう、 まだ世の中がコロナで騒がしくなる前。 その寸前。 高橋一生と蒼井優が 夫婦役の映画を見たんだわね。 『ロマンスドール』 同じ二人がまた夫婦役なんだけど、 恋愛遍歴が華麗な蒼井優さん、 ヘンな気起こさないかしらんとか、 ちょっと雑念有りで見ちゃったわ。 ^ ^; いや結婚したってねぇ、 こーゆー女性はねぇ・・・ ? 高橋一生も、 蒼井優も、 演技力があるので、 組み合わせとしてはとてもいいと思う。 高橋一生の、 何を考えているのかわからない表情がいいし、 そこがミステリアスだし。 また蒼井優が大熱演というか、 もはや怪演 ? スゴカッタなあ。 私生活の彼女は あまり好きではないのだけれども、 その演技力には圧倒されるし、 とても好き。 芸達者な主演二人に対して、 相変わらず棒演技だった東出昌大。(苦笑) でもこの役には、 その棒演技が活きてた感じ ? 『あなそれ』のサレ夫の時もそうだったけど、 どこか冷酷さ、 不気味さを秘めた役柄の時は、 あの棒演技が逆にハマるのよね・・・ 役さえ選べば、 アレはアレでいいのかもと、 最近は思うようになったわ。 ;・∀・ 『コンフィデンスマン』のボクちゃんもね、 お人好しのボクちゃん。 棒演技がハマるうちの一つだし。(笑) あの棒演技も、 最近は円熟してきた気がするものなあ。 (なのか ? ;・∀・) 優作が満州で知ってしまったのは、 日本軍の人体実験。 コレは、 実在の731部隊がモデルなのかな ? 優作は 知ってしまった事実を 見過ごすことができず、 正義に駆られて、 国際社会の場で告発しようとたくらむ。 そしてそれを知った聡子も、 夫を信じついてゆこうと、 狂喜にも似た愛を見せる。 ・・・・・・・。 そう、 聡子・・・蒼井優の演技がすごいのよ。 圧倒されるのよ。 圧倒されて気が付いたわ。 この映画って、 スパイものでも、 反戦ものでもなくて、 この妻聡子の、 夫に対する狂信的な愛を 描こうとしていたんじゃないかって。 夫が正義を貫き、 スパイと呼ばれるのなら、 私はスパイの妻になる・・・ 声高らかに言い切る聡子。 でも今風に言えば、 少々ハイになってるかのような・・・ この危機的状況に 酔いしれているかのような・・・ ? 少し怖さも感じたりて。 密航して、 アメリカに亡命しようとする二人。 ひとりずつ、 二手に分かれての密航。 しかし、 優作の通報により、 聡子の密航は失敗に終わり、 憲兵につかまってしまう。 そしてひとり、 海を渡り去っていく優作・・・ 日本軍の蛮行を収めたはずの証拠フイルムも、 優作の手により、 遊びで撮った別のフイルムに すり替えられていて。 ・・・・・・・。 優作は聡子を 巻き込みたくなかったのかね ? そういう解釈でいいのかね ? スパイの妻になるとまで言い切った聡子。 夫への愛に酔いしれていた聡子。 しかし騙し騙され、 優作のこの仕打ちに、 お見事 ! ! と、狂ったように叫び・・・ いやあ、 蒼井優の演技のすごいこと、 すごいこと。 いやあ。 その彼女の演技に魅了されていたのに、 その余韻に浸っていたのに、 でもラストでね、 戦後、 優作の死亡が確認されたけど、 その書類には偽造が見られるとか、 数年後に、 聡子がアメリカに渡ったとか、 文字で説明されたのよね。 文字で。 なーんか、 そこ、 興ざめ。 アレなくてもよかったなあ。 見てる各々の 想像に任せとけばよかったのに。 ・・・って 思ったかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 30, 2020 04:39:51 PM
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