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TEA&GARDEN ちょっとひとりごと

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朝寝嬢

朝寝嬢

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November 27, 2020
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カテゴリ:映画
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​コレ見に行ったのって、
先週の水曜日だっけか。


​レディースデー​で、
​『ホテルローヤル』二本見たんだった。


ダンナ出張中だったから。   ^ ^;








でも今週の月曜日にも、
別の映画、
​『ばるぼら』​を見に行ったから、
なんだか、



   『スパイの妻』のこと、

    遠い昔に見た
  映画のよーな気が・・・苦笑。 
 





1940年、
太平洋戦争前夜の​神戸。​​



福原聡子(蒼井優)は、​
​​満州へ赴いていた夫・優作(高橋一生)の帰りを
待ちわびていた。​​





ところが帰国後、
幼なじみの憲兵・津森泰治(東出昌大)から呼び出され、​
​​夫が満州から連れ帰った女の死を告げられる。​​


​嫉妬心に駆られた聡子は
夫の行動を疑うなかで、​

​彼が持ち帰った重大な秘密を目にしてしまう。​


かの地で一体何があったのか。




​真実を知ってしまった聡子は驚きの行動に出る。​





1月だったか、
そう、
まだ世の中がコロナで騒がしくなる前。

その寸前。
​​​​​​​​​




高橋一生と蒼井優が
夫婦役の映画を見たんだわね。

​『ロマンスドール』​





​同じ二人がまた夫婦役​なんだけど、
恋愛遍歴が華麗な蒼井優さん、
​ヘンな気起こさないかしらん​とか、
ちょっと雑念有りで見ちゃったわ。   ^ ^;


    
いや結婚したってねぇ、
こーゆー女性はねぇ・・・ ?


    





高橋一生も、
蒼井優も、
​演技力がある​ので、
組み合わせとしてはとてもいいと思う。




高橋一生の、
何を考えているのかわからない表情がいいし、
そこがミステリアスだし。


また蒼井優大熱演というか、
もはや​​怪演 ?​​


スゴカッタなあ。






私生活の彼女は
あまり好きではないのだけれども、
その演技力には圧倒されるし、
とても好き。   












芸達者な主演二人に対して、
相変わらず​棒演技​だった東出昌大。(苦笑)


​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​


でもこの役には、
その棒演技が活きてた感じ ?​


『あなそれ』のサレ夫の時もそうだったけど、
どこか冷酷さ、
不気味さを秘めた役柄の時は、
あの​​棒演技が逆にハマる​​のよね・・・





役さえ選べば、
アレはアレでいいのかもと、
最近は思うようになったわ。   ;・∀・





『コンフィデンスマン』のボクちゃんもね、
お人好しのボクちゃん。


​​棒演技がハマる​​うちの一つだし。(笑)






​​​​​​​あの棒演技も、
最近は​円熟​してきた気がするものなあ。
(なのか ?   ;・∀・)​














優作が満州で知ってしまったのは、
​日本軍の人体実験。​


コレは、
実在の731部隊がモデルなのかな ?






優作は
知ってしまった事実を
見過ごすことができず、
正義に駆られて、
国際社会の場で告発しようとたくらむ。


そしてそれを知った聡子も、
夫を信じついてゆこうと、
狂喜にも似た愛を見せる。​



・・・・・・・。





そう、
聡子・・・蒼井優の演技がすごいのよ。
​圧倒​​されるのよ。





圧倒されて気が付いたわ。





この映画って、
スパイものでも、
反戦ものでもなくて、
この妻聡子の、
​夫に対する狂信的な愛​
描こうとしていたんじゃないかって。





夫が正義を貫き、
スパイと呼ばれるのなら、
​私はスパイの妻になる・・・​




声高らかに言い切る聡子。






でも今風に言えば、
少々ハイになってるかのような・・・
この危機的状況に
酔いしれているかのような・・・ ?





少し​怖さ​も感じたりて。










密航して、​
アメリカに亡命しようとする二人。​


ひとりずつ、
二手に分かれての密航。




しかし、
​​優作の通報​により、​
聡子の密航は失敗に終わり、​
憲兵につかまってしまう。


そしてひとり、
海を渡り去っていく優作・・・





日本軍の蛮行を収めたはずの証拠フイルムも、​
優作の手により、
遊びで撮った別のフイルムに
すり替えられていて。


・・・・・・・。










優作は聡子を
巻き込みたくなかったのかね ?
そういう解釈でいいのかね ?





​スパイの妻になる​とまで言い切った聡子。
夫への愛に酔いしれていた聡子。


しかし騙し騙され、
優作のこの仕打ちに、


   ​​お見事  ! !​​

             と、狂ったように叫び・・・








いやあ、
蒼井優の演技のすごいこと、
すごいこと。


いやあ。












その彼女の演技に魅了されていたのに、
その余韻に浸っていたのに、



でもラストでね、

戦後、
​優作の死亡が確認された​​けど、
​その書類には偽造が見られる​とか、

数年後に、
聡子がアメリカに渡ったとか、



文字で説明されたのよね。




文字で。





なーんか、
そこ、
​興ざめ。​






アレなくてもよかったなあ。
見てる各々の
想像に任せとけばよかったのに。




・・・って
思ったかな。

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​





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Last updated  November 30, 2020 04:39:51 PM
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