ＴＥＡ＆ＧＡＲＤＥＮ　ちょっとひとりごと

今日見てきた映画、
キムタク＆綾瀬はるかの​
『レジェンド＆バタフライ』。​






11:00からの回に行ったんだけれども、
​ほぼ満席​で​びっくり​したぁ。


　　　　◎_◎;



​3時間近くの大作​で、
この回を見終わると14:00。

他の回より、
時間的に、
始まりも終わりも
ちょうどいい感じなので、
満席だったのかなとか思う。



でも​サービスデー​とはいえ、
平日なのに・・・

​スゴイ。(汗)​






​政略結婚で結ばれた、​
​格好ばかりの織田信長（木村拓哉）と​
​​密かに信長暗殺を目論む・濃姫（綾瀬はるか）は、​​
​全く気が合わない水と油の関係。​


​ある日濃姫の祖国で内乱が起こり、​
父が命を落とす。

​​自身の存在意義を失い自害しようとする彼女に、​​
​​再び​生きる意味​と​場所​を与えたのは、​​
​他でもない信長だった。​




そんな信長もまた、
​大群に攻められ窮地に立たされた時、​
​濃姫にだけは​弱音を吐く。​​


自暴自棄になる彼を濃姫は鼓舞し、
​​​​​二人は桶狭間の激戦を奇跡的に勝ち抜く。​​​​​


​これをきっかけに芽生えた絆はさらに強くなり、​
​​いつしか天下統一が二人の夢となる。​​






しかし戦に次ぐ戦の中で、
​​信長は​非常な”魔王”​へと変貌してゆく。​​



本当の信長を知る濃姫は、
引き止めようと心を砕くが、
​運命は容赦無く＜本能寺＞へと向かっていく。​




​​＜魔王＞と恐れられた信長と、​​
​​＜蝶＞のように自由を求めた濃姫。​​

​激動の30年をともに駆け抜けた二人が見ていた​
​”本当の夢”とはーーー









この映画を面白いか、
面白くないか。





〇×で単純に評価するなら、
アタシは×。

​面白くない。​





歴史ものというより、
​信長と濃姫の夫婦愛​を描いたものらしいという
ざっくりとした情報は得ていたものの、
あんまりにも歴史を描かな過ぎてて、
歴史オタクのアタシには​物足りなさすぎ×××​



​合戦シーンがゼロ​なのは
別にいいのよ。

ソレ、
あんまり興味ないし。




でも​桶狭間のシーン​が
​これっぼっちもない​のってどーよ ?

とか思うわけ。





あの戦いは、
​​​信長の人生において大きな戦い​​​だったはず。

この映画でも、
ふたりの関係において、
大きな出来事だったはず、
ちょっとぐらい描いてもいいんでないの ?




あと、
信長が​美濃の国をとるまでの戦いも​、
少しくらい入れてほしかったわね。


いきなり稲葉山の山頂にのぼって、
岐阜と名付けるぞ～って・・・おーいって感じ。




濃姫に国を取り返してやるって、
そう言って戦いに赴くシーンとか、
あったらよかったと思う。


その方が
夫婦愛が深みを持って描けるんでないの ?






そうなのよね。

なんかその​夫婦愛​もなあ、
描いているようで、
描けてないというか、
概念的というか・・・



うーん・・・




ラブストーリーとしても
アタシは​物足りなかった​わね。



​




お互いの本心を
伝えきれず、
反発ばかりしていた二人が
ようやく結ばれたと思ったら、
すぐさま​信長が闇落ち。​

なんだか二人も心通わず×××




うーん・・・




あの中盤以降のうだうだ展開が、
​尺が長くて退屈​で。


あの結ばれた時点で
相思相愛じゃなかったんかい ?




なんで濃姫、
自分は信長のことが好きだけど、
​信長は違う​って言ってんの ? ? ?


じゃああの結ばれたのは、
なんだったんだ ? ? ?









ただ、
最後の展開は​
目からウロコ。​

アノ展開だけは好き。
良かったと思う。





一瞬、
現実かと思っちゃったわ。


​コンフィデンスマンの古沢良太脚本​だから、
現実かとだまされちゃったわ。






​信長が最期に見た夢。​


本能寺から抜け出し、
安土の濃姫のもとへ駆けてゆく。


そして​​二人で南蛮へ・・・​​




誰も二人のことを知らない、
自由な場所へと。







タイトルが時代物なのに、
カタカナなのは、
この夢に由来してるのかな ?










現実の信長は、
やはり本能寺で自害するのだけれども、
最期の言葉は
​濃姫への愛の言葉。​


これもよかったわね。








でもよかったけど・・・



信長って奥さんたくさんいるし、
特に嫡男信忠の母親、
吉乃のことはかなり寵愛していたとか
伝わってるし。


子供もたくさんいるしね。


それで​純愛みたいに描かれてもなあ​って、
ちょっと史実に照らして
思ったりもしなくなく・・・


~_~;










キムタクは
信長を演じていても、
やっぱりキムタクだったわね。


伊藤英明の演技の方がよかったわ。
出番そんなに多くはないけど。



中谷美紀もよかった。

濃姫の侍女で、
慈愛の眼差しが素晴らしい。





綾瀬はるかは・・・


うーん・・・





岐阜弁が下手過ぎて
演技に集中できなかった。(苦笑)





そう、
中途半端に
名古屋弁や岐阜弁しゃべらせてるのよね。

この映画。





なんで ?







伊藤英明と中谷美紀以外は下手だから、
​苦になって仕方がなかった​わ。


普通にしゃべってほしかった。







そう、
中谷さん、
名古屋弁(岐阜弁)上手なのよねぇ。

岐阜出身の伊藤英明はともかく、
中谷さんはすごいわ。




前に三谷映画で
秀吉の妻・おねさんやってた時も、
上手だったわ。
覚えてる。









にしても、
​斎藤工。​


クレジットで名前を見るまで、
​出ていることに気が付かなかった! ! !​





なにあの​特殊メイク。​
すごすぎる・・・







ていうか、
斎藤工の無駄遣いな気も  ? ? ?


​​;・∀・​​​