2023/09/24(日)12:57
『ピカソとその時代展』 その3。
去る2/4に行ってきた、
大阪の国立国際美術館で開催の
『ピカソとその時代展』。
国立国際美術館にて
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とっくに会期終了。
でもいつものごとく、
ちんたら載せてきます・・・苦笑。
Ⅳ 両大戦間のピカソ ー女性のイメージ
ピカソの愛人たちをモデルに描いた絵がずらり。
ここが一番好きだったかな・・
『花の冠をつけたドラ・マール』
ドラ・マール
フランスの
シュルレアリスムの写真家・画家。
ピカソの愛人。
ピカソとは、
1935年の秋から36年頃にかけて出会う。
そして43年まで二人の関係は続く。
『緑色のマニキュアをつけたドラ・マール』
そして以下二作品も
モデルはドラ・マール。
『黄色のセーター』
『女の肖像』
最初のふたつは、
ジーっと見比べてると、
目の感じとか
同一人物かなあって思うけど、
あとのふたつは・・・
もはや人間の顔ではない・・・
;・∀・
『多色の帽子を被った女の頭部』
このモデルは、
髪色からマリー・テレーズと言われている。
マリー・テレーズは、
ドラ・マールより先に
ピカソと関係を持っていた愛人。
ふたりの取っ組み合いの大げんかを
満足げに眺めていたというピカソ。
芸術家としては
スゴイのかもしれないけど、
男として、
人として、
ちょっと
どうかと思うわね・・・。
´-ω-`
でもどうかとは思えど、
それで芸術家としての価値がなくなるかといえば、
また別の話だと思うし、
最近、
女性に対するピカソの態度に批判が起きて、
作品自体の評価も落ちているというのは・・・
ちょっと疑問かなあ。
『大きな横たわる裸婦』
1940年から44年まで、
ナチス・ドイツ占領下で描かれた作品。
女性美や官能性は全くなく、
閉ざされた部屋の中で横たわる女性の体はねじ曲がり、
拳は固く握られ・・・
戦争の時代の感情を映した作品。
『タンバリンを持つ女』
その4に続く。