去る8/22に行ってきた、
『西洋絵画の400年展』
静岡市美術館にて。
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このビルの5階
1983年に
東京都八王子市に開館した
東京富士美術館は、
国内外で制作された
幅広い時代の絵画・版画・彫刻・
写真・陶磁器等を約3万点収蔵。
とくにその
西洋絵画コレクションは、
16世紀のイタリア・ルネサンスから
20世紀の近現代美術までを網羅し、
国内屈指の充実度を誇っています。
本展では、
同館の所蔵品から
選りすぐられた
80点余の西洋絵画を展示。
西洋では、
伝統的に神話画や宗教画が
高尚な絵画ジャンルとして重視されたが、
近代になると
斬新な絵画主題の開拓や、
造形表現そのものの革新へと
画家たちの関心が移っていきました。
モネ、ルノワール、
ゴッホ、シャガールといった人気画家のほか、
ティントレット、ヴァン・ダイク、
クロード・ロランら古典的巨匠の名画を通して、
西洋絵画400年の歴史が堪能できます。
その昔西洋では、
「歴史画」を最上位にし、
「肖像画」「風俗画」「風景画」「静物画」の順番で
格付けがされていたんだとか。
第1部では、
格付けされたルールに基づいて
「歴史画」「肖像画」
「風俗画」「風景画」「静物画」に分類して展示。
第2部では、
それまでの格付けを超えた、
19世紀以降の近現代の絵画を展示。
写真撮影は
この3点のみ可。
モネ
『睡蓮』
今年は
モネの『睡蓮』、
やたら見てるよなあ・・・
大阪で2回、
ココ静岡でも1回・・・
^ ^;
でもこの睡蓮が
一番穏やかな印象で、
個人的には好みかも。
ユトリロ
『モンマルトル、ノルヴァン通り』
ユトリロの描く街並みの絵、
結構好きで。
ココで見られるとは。
嬉し♪
キスリング
『花』
何年か前に地元の美術館で、
キスリングの展覧会見たけど、
花の絵が力強く、
そして鮮やかで、
いいのよねぇ。
飾りたくなる ! !
^ ^
あとはポストカードから。
エリザベート=
ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン
『ルイ16世の妹 エリザベート王女』
おー
ルブラン ! ! !
ココで
ルブランの絵が見られるとは。
≧▽≦
ルブランは女流画家。
当時の貴族の多くを肖像画に描き、
画家としての経歴を開花させた。
そして、
マリー・アントワネットのお友達。(笑)
ベルばらにも
登場してなかったっけ ?
フランソワ・ブーシェ
『田園の奏楽』
森や水辺の中に神話的人物を配し、
休息や戯れをテーマにした
牧歌的な雰囲気をもつ
神話的田園画作品。
羊飼いが奏でる横笛の音に聞きほれる、
ニンフを描く。
おー
ブーシェも ! ! !
≧▽≦
ルブランに続き、
ブーシェもきてたとはっ。(喜)
ブーシェの
ロマンチックで
やわらかな絵と
色彩が好き。
^ ^
東京富士美術館、
国内屈指の充実度ってーのは
張ったりじゃないわ。
マジでコレクション、
充実してる ! ! !
マルタン
『画家の家の庭』
シダネル
『黄昏の古舘』
二年前だったっけ ?
『シダネルとマルタン展』を見たのって。
最後の印象派とか
呼ばれてるふたり。
どちらの絵も好みで
すごく良い展覧会だったなあ。
・・・ってことを思い出してたわ。
^ ^;
ふたりの絵を
またここで見られて嬉しい。
・・・って、
さっきから
こーゆーことばかり言ってるけど、
ホント、
西洋絵画の歴史をたどるというか、
教科書みたいな展覧会だわ。
コレ。
お次も続々、
オールドマスターたちの絵画が。
ルノワール
『赤い服の女』
モディリアーニ
『ポール・アレクサンドル博士』
ミレー
『黄昏の少女』
も~ね~
有名どころの絵画が
盛りだくさんで、
見ごたえありすぎ。
*´▽`*
ラスト、
この画家さんは知らないんだけど・・・
ルイ14世のころの宮廷画家らしい。
ジャン=パティスト・モノワイエ
『花』
この手の花の絵って、
季節感がないというか、
開花時期が違うにもかかわらず、
一緒に描かれているのよね。
いつもそこ、
ひとりで突っ込んでたんだけど、
でもそれ、
ワザとだと説明に書かれてたわ。
えー確信犯かい。(汗)
;・∀・
本作では
花の季節にはこだわらず、
本来ならば
同時期に咲くことのない
異なる四季の花々を
ひとつの画面上に
集めて描いている。
花束は偶然に一緒になったかのように
自然に見えるが、
全体の調和を保つことに
細心の注意を払って、
花の一輪一輪を
丁寧に配置していることが分かる。
白の
薔薇、ピンクの
牡丹や
カーネーション、
黄色の
百合、赤の
アマリリス、
薄紫の
ライラックなどが
端正かつ
色彩感豊かに描写されている。
この展覧会は、
明日23日まで。
興味を持たれた方はお急ぎどうぞ♪