お父さん、犬もガンにかかるのか(人間になりたかった犬の物語)
きょうは術後の抜糸ならぬ、抜チキスであるらしい。午後、行く様だ。緊急入院して、至急(子宮)オペされちゃったので、心配になっていることがあるのだ。バッチキスは大事なかろう。表題のことを聞いて見た。「そりゃ、人間のする病気は体外するな。お前たちも、長い間、人間に寄り添って生きてきたじゃないのか」「たぶん、組織変化だけだろうよ。何てったって、加齢がなぁ」「何で、今さらそんなことを聞いてきたのだ」というそぶりである。「犬だけに、犬死には避けなくちゃ」「そうか、犬が死ねば犬死じゃないのか」(この人にはデリカシーがないらしい。)抜糸の前に、組織検査結果の説明をしてくれたらしい。聞き耳を立てると、どうもガンじゃなさそうだ。