'96卒業旅行inEurope。10
卒業旅行、最終日。天使に導かれ、バチカンをめざす ローマ市内からバスに乗り込み、一路バチカンへただ・・・た~さまは歯が痛くてギャグにいつものキレがないしきっし~せんせいも二日酔いのあまり、突如バスを降りてドコかへ行ってしまうし一体、どうなってしまうのか・・・ バチカンに行くのは昨夜から決めていたことなのであちらで逢えるだろうと、身体検査を受けて、ともかくバチカンに入国。バチカン市国とはいいつつ、サンピエトロ寺院とバチカン美術館。あとは法王庁の関係者のみという、小さな国なのです まずバチカン美術館で金銀財宝。歴史的遺物を眺め、多くの絵画が並んでいるが、どれも超有名なのであるシスティーナ礼拝堂は、壁画、天井画に覆われているがミケランジェロの「最後の審判」はあまりにも有名であり礼拝堂いっぱいにあふれかえる観光客を「最後の審判」が見下ろすさまは感慨深い 宮殿の突き当たりまで、さまざまな美術品をみてまわると最後はぐるん。ぐるん。と何周も螺旋階段をまわりまわって、下界へ解放されるそして、最後にとっておきの「サンピエトロ寺院」へ参拝するベルニーニ設計の巨大な楕円形の前庭も、絵になる空間で撮影ポイントには事欠かない いよいよミケランジェロ設計の巨大なドームをいただく本堂に入るとラテン十字の平面形の交点に金ピカの祭壇が鎮座しているその上の巨大ドームから昼下がりの日差しが差し込み、その光跡がなんとも感動的だ そんな神々しい光景に見とれていると、あちらからかこちらからかきっし~せんせいも合流し、た~さまもフラフラと戻ってきたなんという神の思し召し。バチカンだからこそおきた奇跡です どうにかメンバーも勢揃いしたので、ドームの上に登る これで卒業旅行も全行程終了し、帰国そうそう事務所に駆り出されうやむやのうちに、そのまま社会人デビューしていくのであるこの後、メンバーそろって海外旅行する機会もなくじょじょに海外放浪一人旅な旅人になっていくのは、まだ先の話