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柴田哲孝のRyuの解説で推薦されていた稲見一良の2冊目。
柴田作品と自分にとって一番異なると思った点が登場人物に所謂、"女性"が登場しないところがストーリーに入り込めないところかな~と発見。 柴田作品に出てくる女性はとても特徴的で官能的で興味の対象として自分の好みにも重なるが稲見作品はこのような女性が登場しない。 しかし、自然、野鳥、鉄砲(武器)がその代わりに随所に登場し引き込まれる。 短編という事も読みやすいが、最後の、セントメリーのリボンでは柴田作品の宇賀神とジャックのような愛犬をパートナーとする孤独な男臭い主人公が少しばかりのハードボイルドでストーリーを引っ張り出しでも最後はハートウォーミングなエンディングで締めくくる。 この流れで「猟犬探偵」という作品も出しているので今月読み始めた、柴田哲孝の「GEQ」の次に読みたいと思っている。 久しぶりに原宿のChardonnay に行った。 今月読み始めた柴田哲孝のGEQを葉巻を吹かしながら30-40分読んで寛ごうかと思ったが本を忘れ持ち合わせの雑誌を読みながらこれまた久しぶりのHoyo de Monterrey petit Robusto をサイフォンでいれたコーヒーとでプレシャスな時を過ごした。 相変わらず真っ赤な皮のソファはしっくり沈み込み座り心地が抜群。 自分で葉巻に着火する前からこの空間に染み込んだ葉巻の香りが何とも言えず落ち着くアロマを放つ。 残念ながらしばらくすると他の客が来てしかもタバコを喫い始めたのでこの空間と香りを独占出来なかったが壁にかかっている吉田茂やゲバラ、シャロ・ストーンに囲まれ落ち着いた時間を過ごすことができた。 其の間、仕事のメールが1本書けて有意義でもあった。 ここだと英文のそしてちょっと厄介な文章が比較的スラスラ出てくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.04.12 16:21:57
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