TEA TIME

絵本作家の方と一緒に工作をしよう！というイベントが毎年行われている。

今年は宮西達也さんととよたかずひこさん。
どちらも息子たちが大好きな作家さんだ。


宮西さんはノリのいい、絵や工作が好きで好きでたまらない方。
宮西さんの作品



とよたさんは、自分に子供が生まれてから絵本に目覚め、
30代過ぎてから絵本作家になったという、ちょっとシャイな方。
とよたさんの作品




というわけで、早々にイベントに申し込んでいた。
が、ひょんなことから小6の甥っ子も一緒に連れていくこととなった。

さぁ～、これが結構大変。
超反抗期何でもかんでも「いやだいやだ」の3歳児二男、
アスペ傾向が強くいろんなことにこだわってしまう小柄な小3長男、
そして長男によく似た傾向を持つ、理屈っぽい大柄な小6の甥っ子（仮にNickくんとしよう）。


面白いエピソードが沢山だけど、ここでは一つ。
おばあちゃんちに「小学生だけの宿泊訓練」で泊まっていた長男と甥っ子が、
バスでやってくるので、バスセンターでお出迎え。

「今日のイベントで使う筆と自分用のおやつを買います。
自分で選んで、自分のお財布から払ってね。
それが終わったら、ここのハンバーグ屋さんでお昼ご飯を食べて、
イベント会場に行きましょう」と伝える。


買い物終了後のやりとりです。

長男Zack「あ～おなかすいた。買い物終わったからご飯に行こう！」
私「ちょっと早いけど、おなかすいたし、お昼ご飯食べに行こうか？」
甥っ子Nickはリュックの中から折り畳み式の小型目覚まし時計を取り出して
「今10時53分で、11時前です。お昼には早すぎると思います」

私「Zack、11時過ぎるまでもうちょっと待てる？」
Zack「おなかすいた！買い物終わったからもう食べようよ！！」
二男Andy「僕もおなかすいたぁ～～」

私「Nickくん、二人ともおなかすいたみたいだから、行ってもいいかな？」
Nick「はい、まぁいいでしょう。。。。」

ハンバーグ屋さんに到着。「Closed・11時開店」の表示。

私「あ～、このお店11時からなんだ。もうちょっと待とうね」
Nick再び時計を取り出して
「おばちゃん、僕の時計では11時なのに、どうして開いていないんでしょうか？」
私携帯を見せて
「おばちゃんの時計では今、10時58分だね。あと2分待とうか」
Nick「あ、そうですか。僕の時計は約2分進んでいるようですね」

一事が万事、この調子です。
Zackと話すよりもより丁寧な解説が必要でした（爆）。
理詰めで説明し納得しないといけない小学生二人＆いやいや星人一人を連れての珍道中。
いや～～～、正直精神的にへとへとになりました。



イベント自体は、3人とも楽しんでくれました。
最初に作家さんがそれぞれの著書を4～5冊ずつ楽しく読んでくださり、
それから「仮面作り」。
Nickはアンパンマン、Zackは毒ガス仮面を作りました。
Andyはお兄ちゃん達のお手伝いです。

仮面完成後は仮面行列で、公道を約5分練り歩き。
ちなみに↓は宮西達也さんが自作の仮面をかぶって行列してる所。
「来年もやろうな！！」と宮西さんが声を上げると
「オ～～～！！！！！」と子供たちが答える、なんともノリのいい行列となりました。