テーマ:特別支援教育について(353)
カテゴリ:特別支援教育
ものすごい本に出会いました。
TOSSオリジナル教材「発達障がい児 本人の訴え1・2巻セット」
アスペルガーとADHDを抱えている小6の男の子が 夏休みの自由研究の課題として、小学校での6年間の体験談を綴っています。
どんな困難に出合ったのか、級友にどう接されたのか、 どんな言葉に困ったのか、どんな気持ちになったのか、と赤裸々につづっているだけでなく 「こういう説明が欲しかった」とか「これはどうすることもできません」とか 「この人から説明を受けてもむだ、説明はこういう人がしたほうがいい」とか じつに具体的な対処法・解決法が記されています。
また「特殊学級は凄く大嫌いです」 「障害のレベルが違う人たちがいると、知的障害のある人のプログラムに合わされて 勉強したいことが全然できなかった。」 「僕はちゃんと勉強がしたかった。だから逃げ出した。絶対行かない!!」といったことも。
いわゆる「いい先生」ほど陥りがちな、誤ったアプローチ法の紹介もあり、 「教師から見た『夏休み自由研究』」として、23人の現場の先生方が 実名でレポートをよせてあります。
学校の先生や支援者には、是非とも目を通していただきたい資料です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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